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放課後。




「相川さん!!」



さっきの女子生徒が私を呼ぶ。


顔を上げると、




「あ、二口先輩」



昼に26円貸した人が立っていた。



「はい」


「いやほんといいんですけど … 」


「そういうわけにはいかないから」


「はぁ … 」




手に置かれた26円はほんのり温かい。


どんだけ小銭握りしめたの、この人。





周りの女子からは羨望の眼差しで見られる。


男子からは奇怪なものを見る目で。





この人といると目立つな。





適当に何か言って早急に別れよう。





そう思った次の瞬間、







「で、相川さんさ、部活ってもう入った?」


「や、まだ、ですけど … 」



なんで部活の話?


ってか部活をそろそろ決めないと。


中学生の間ずっと帰宅部だった私は、親からなんでもいいから部活に入れと言われているのだ。




「まだならさ、興味ない?









バレーボール。」

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つっつん。(プロフ) - ラカサさん» んぇぇありがとうございます( ; ; )勢いで書き始めてちょっとつまると勢いで消す癖があるんですけど(おい)、完結まで行けるよう頑張りますー!! (2019年7月30日 22時) (レス) id: ed5cfdccd2 (このIDを非表示/違反報告)
ラカサ - 二口さん好きです!楽しみにしてますね! (2019年7月30日 22時) (レス) id: a578fb2317 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つっつん。 | 作成日時:2019年7月30日 21時

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