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「先輩って…いや、なんでもないです」
思わず綺麗な顔してますよね、と言いかけてすんでのところで堪える。
「えっなに?」
「なんでもないです」
「気になるんだけど」
「なんでもないですって!」
「えぇ〜」
けち、と頬を膨らませる二口先輩。
その顔はちょっと、いや結構かわいい。
「ほらはやく練習戻らないと」
「やっべ!じゃ、後半も頑張ってね!」
「先輩も頑張ってください」
体育館に戻っていく先輩の背中に声をかける。
私今すごく顔のいい先輩とめっっっちゃ青春!みたいな会話してたよね!?
いや中学の頃の私が見たらびっくりするよ…
そう言うのとは無縁の人生だったし、そもそもが青春とか部活に打ち込むとかしたことないからなぁ…
「よし、頑張ろう」
自分に言い聞かせ、額を伝う汗を拭った。
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つっつん。(プロフ) - ラカサさん» んぇぇありがとうございます( ; ; )勢いで書き始めてちょっとつまると勢いで消す癖があるんですけど(おい)、完結まで行けるよう頑張りますー!! (2019年7月30日 22時) (レス) id: ed5cfdccd2 (このIDを非表示/違反報告)
ラカサ - 二口さん好きです!楽しみにしてますね! (2019年7月30日 22時) (レス) id: a578fb2317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つっつん。 | 作成日時:2019年7月30日 21時