まじぴえん(白目) 3

第百三十六話 ページ37

side清水







谷「あ、清水先輩！…なにかあったんですか？」









仁花ちゃんは心配そうな顔をしそう言った









「…うん、花上さんが…」









私はさっきあったことを仁花ちゃんに話した









谷「…手伝いを…なんで清水先輩に…」









「ああ、それは多分私がそこにいたからかも。





…あと、もしかしたら私あの子に味方だと思われてるかもしれない」









谷「！たしかに、信用してない人にわざわざ手伝い頼まなさそうですもんね…」









「うん…」









でも、そうだとしたらなんでだろう

私あの子に特になにもしてないんだけどな…









谷「(もしかして清水先輩を…)…あ」









仁花ちゃんが食堂の入口を見た。
そこには、花上さんがいた









なんか…すごく機嫌が良さそう




あ、水瀬大丈夫かな…









私はそう思い水瀬の方を見た









「…！！」









水瀬の顔は青ざめていて、少し手が震えていた









雀「…！あー私Aとみんな呼んでくるからあとお願いしてもいい？」









宮ノ下「え？うん」









雀田さんは水瀬と食堂から出て行った









谷「…水瀬さん」









「…うん。明らかにおかしかった」









仁花ちゃんは気付いてたんだ

宮ノ下さんとかは気付いてなさそう









花上「…」









大滝「花上さん、皿の準備してもらってもいい？」









花上「…はぃ！」









花上さんは皿の準備をしに行った









白福「私たちは机拭いたりしよっか〜」









「うん」









私たちは机を拭き始めた









side雀田








「…A、大丈夫？」








私たちは自販機の近くのベンチに座った









貴「う、うん…ごめんな」









「いいよ全然。…無理しちゃダメだよ」









…昨日、花上さんになにされたんだろう



でもこんな状態じゃ話せないよね…









今はAを落ち着かせよう









木兎「あ！おーい！」









Aの背中を摩っていたとき、木兎が赤葦とこっちに来た









葦「…Aさん、どうかしたんですか？」









「あ、えっと…」









私がなぜこうなったのか話そうとしたときAが私の服を軽く握った









「！…A、ちょっと気分が悪くなっちゃったみたいで。それで今休ませてたの」









私がそう言うと木兎がAに近づいた

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