第百二十五話 ページ26
side花上
「結構オーソドックスなぁ感じのホラーゲームですけどぉ絵も綺麗だしぃストーリーもすごく面白いんですよぉ!」
私がそう言うとA先輩は話を聞こうと思ったのかボトルを振るのをやめこっちを見た
私はそれを見てボトルを一回置き、カッターをこっそり左手から右手に持ち替えた
「それでぇ、ネタバレになっちゃうんですけどぉ、そのゲーム一緒に行動する人がところどころで変わるんですよぉ。それでぇ、登場人物がぁ殺人鬼を除いて全員でぇ6人いるんですけどぉ、その主人公を除いた5人の中にぃ裏切り者がいるんですよぉ」
私はそう言いながらゆっくりバレないようにカッターの刃を出す
「それでぇ、その人が主人公を裏切るときにぃ思いっきり主人公の手の甲に持ってたナイフを突き刺すんですよぉ。…こんなふうにぃ!」
私は笑顔でそう言いながら、A先輩の手の甲に
カッターを刺した
貴「っ…」
痛いのか顔を歪めるA先輩
「…痛いんですかぁ?じゃあ抜いてあげますねぇ」
そう言い私はカッターを一気に引っこ抜いた
その衝撃でA先輩の手の甲から血が出る
…あ、ちゃんと血管があるところにぃ刺さってるわねぇ
手の甲を抑え一生懸命痛みに耐えるA先輩
…次はぁどこ刺そうかなぁ
あ、あのホラーゲームと同じことすればいいかぁ!
「そういえばですねぇ、その裏切り者さん、主人公以外にも手を出してたんですよぉ!たしかぁ…ある人はぁ…右目、切られてましたぁ!」
私がそう言うとA先輩の顔が真っ青になった
私はじりじりとA先輩に近づいた
後ずさるA先輩
「…なんでぇ逃げるんですかぁ?私はただ先輩によくわかってほしいからぁ実際にやってるだけですよぉ?」
私が笑顔で血のついたカッターを持ちながらそう言うとA先輩は走って逃げた
…なに逃げてんのぉ?あいつ
あ、でもぉあのゲームでは一回見逃してたかぁ…
しかたないから今日はぁ見逃してあげよぉ
それにしてもぉこのカッター切れ味いいわねぇ
ずっと持っとこうかなぁ
あ、明日はあの金槌使お!
ふふ、あいつは多分誰にも言わないからぁ好きなだけ手を出せるわねぇ
明日も楽しみぃ!
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なめとこ(プロフ) - (名前)太中大好き人間さん» 花上は救いようのない馬鹿なんですよ…ありがとうございます!頑張ります! (2020年9月1日 18時) (レス) id: 9b706a38c3 (このIDを非表示/違反報告)
なめとこ(プロフ) - ε”ε”ε”なーチャンは逃亡中さん» 許可します!殺っちゃってください!! (2020年9月1日 18時) (レス) id: 9b706a38c3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)太中大好き人間(プロフ) - もう花上の思考回路がぶりっ子思考回路逆回転サイコパスから、ぶりっ子自己中女になってきていて大草原超えてジャングルwwこれからも頑張ってください! (2020年8月30日 14時) (レス) id: 5bc9e3e078 (このIDを非表示/違反報告)
ε”ε”ε”なーチャンは逃亡中(プロフ) - 初コメ失礼します。ちょっと一発花上殺っちゃっていいですかね……?(満面の笑み)ギリィ…大丈夫ですよ!とりあえずはアイアンクローしかしませんので(握力40越え) (2020年8月29日 0時) (レス) id: 099556ce16 (このIDを非表示/違反報告)
なめとこ(プロフ) - さくらもちぃさん» ありがとうございます!最近花上のうざさは世界を救えるんじゃないかってちょっとおもってます(( (2020年8月26日 19時) (レス) id: e148af4d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なめとこ | 作成日時:2020年7月25日 23時