まじぴえん(白目) 3

第百十六話 ページ17

side牛島






…ここの道を通ってよかった



おそらくあいつはスクイズになにかしてそれをAのせいにしようとしたのだろう









それにしても、なぜあいつはAを陥れようとしているのだろうか









そういえば今日の主将会議のときに黒尾がなにかを聞かせると言っていたな

なにかはわからないが…
証拠だといいな









俺はそう思いながら顔を洗い部屋に戻った









…今は6時30分か









白布「あ、牛島さんおはようございます」









「白布、おはよう。早いな」









白布「あ、ちょっと目が覚めてしまって…(早く起きてAさんの寝顔を撮っていたなんて言えない)」←









「…そうなのか」









白布「は、はい…あ、そういえば牛島さん、なんかあいつが練習中にうるさいって他校のやつから聞いたんですけど…」









白布も聞いたのか









「ああ、それなら俺も稲荷崎の主将と井闥山の主将から聞いた」









天「あ！俺もそれ聞いたー！」









突然後ろから天童の声がした




…起きたのか









「…おはよう天童。おまえも聞いたのか」









天「おはよう若利クン！うん！角名クンに！」









白布「おはようございます。…あいつ俺たちが練習してるときは静かでしたよね？」









天「おはよー賢二郎！それは鍛治クンに怒られたくないからだと思うヨ！」









…なるほど








「他校では鷲匠監督の目がないからな…」









白布「あいつほんとに馬鹿かよ…絶対他の監督が鷲匠監督にそのこと言ってるのに…」









天「まー怒られるのも時間の問題だよネー」









「…俺からも注意しておいた方がいいな」









白布「そうですね。…Aさんに注意させるのは危ないですからね」









「ああ。今日時間を見つけて注意しておく」









天「若利クンも気をつけてよ？あいつなにするかわかんないし」









「…ああ」









まあ今朝の感じからして大丈夫だとは思うが









白布「…あ、そろそろ起床時間だ。おい、五色、太一、起きろ」









…もうそんな時間か




俺も起こそうと思ったときちょうどAがきた









貴「おはよう！起こしに来たぞ！」









Aは笑顔でそう言った









…癒されるな

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