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46:恐怖を刻み付けてあげます ページ10

夕食を食べ終わり、外へ行く準備を始める。

探偵社の人から貰った、いつもは着けない
面白い手袋を着ける。

玄関の方まで行き、靴を履く。

『じゃあ、行ってきますね』

「うん......」

心配そうなお兄さんを見て、私はこう云った。

『心配しないで下さい。
すぐに帰って来ますから』

「......判った。行ってらっしゃい」

『行ってきま〜す』

私は、少し錆びた扉に手を掛け開いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は路地裏に来ていた。

そんなところに何で用があるのか?
それはとても簡単。血を吸う為だ。

生き血を吸わなければ生きれない...
かと云って、お兄さんから貰い続ける
訳にもいかないのだ。

だから、一般人ではない'マフィア'の人間を
襲うことにした......言い方が悪いですけど

そんなことを考えていると、早速見つけた。

私はトンッと軽く地を蹴り、
一気に距離を縮める。

どうやら三人居るみたいだ。

そのうちの一人を気絶させ、
もう一人に近付く。

二人が此方に気付いて銃を構えたが、
私にそんなの当たる訳は無く、
銃を弾き飛ばした。

そして、また一人を気絶させる。

血を貰うのに、三人も要らないですし

「ば、化け物......!」

その単語を聞いて、私は一度動きを止めた。

『......そんなの知ってますよ...』

私はその人との距離を縮めた。

『じゃあ聞きますよ?
'化け物'って何ですか?』

その人はその問いに答えることなく、
ただ怯えているだけだった。

『答えられないみたいなので、
もう別にいいです......!』

......その後に起きたことは、きっと...
誰にも判らない。判るとすれば......





絶対的な恐怖を覚えた、
あの人だけでしょうね

47:あ、逃げ遅れました→←45:私の笑顔は......



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♪音姫♪(プロフ) - 霧神廉さん» リクエストありがとうございます。あまり書いた事の無いキャラですが頑張ります! (2018年5月1日 11時) (レス) id: 28f218a5c0 (このIDを非表示/違反報告)
霧神廉 - とっても面白いです! リクエストで夢主ちゃんがモンゴメリちゃんと夢野久作と仲良くなる展開にしていただいでも宜しいでしょうか。ご検討、御願いします。 (2018年4月30日 22時) (レス) id: cff83fd718 (このIDを非表示/違反報告)
♪音姫♪(プロフ) - REIYAさん» コメントありがとうございます。これからも更新頑張ります♪ (2018年4月29日 14時) (レス) id: 28f218a5c0 (このIDを非表示/違反報告)
REIYA(プロフ) - 何時もみてます。≪そ〜ら〜を〜飛んで((≫の所を見ると頭の中で≪飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで回って回って回って回る〜≫しか流れないのです。分からないですよね。すみません。此れからも頑張ってください (2018年4月28日 15時) (レス) id: bc3561fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
♪音姫♪(プロフ) - 嘘の仮面@英さん» ありがとうございます。 リクエストの方は、番外編(?)として別の小説を作る予定なので、そちらに書かせていただきます。 これからもよろしくお願いします。 (2017年12月20日 17時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:♪音姫♪ | 作成日時:2017年6月22日 8時

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