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夢枕かよ! ページ1
「勝負下着を探すオバサン〜? ぶわっはぁっ、真面目なつっくんにしてはまた随分なジョークだね」
「四善、真面目の部分に抗議していいか?」
「ちょっと二人してひどいよ。本当なんだから」
私は信じていると言っておろうに。あ、でも三條が真面目、私をストーキングするのも真面目さ故と考えれば、いやいや。
ともかく、あのオバサン幽霊、夜な夜な何してるかと思えば少年の夢枕に立ってまで勝負下着の話かよ。どんだけ勝負下着があんたの人生決めてんだよ。
はあ、しかし、夢枕なあ。実質的な被害はないが精神攻撃として考えよう。「しょうぶしたぎしょうぶしたぎ」と叫ぶオバサンに毎日夢枕に立たれる。頭がおかしくなっても仕方ない。
──いや、冷静に考えよう。三條は元々頭がおかしいのだ。
「なんか魁さんに失礼なこと考えられてる気がする」
「謂れのない罪を私に押し付けるというのか、三條よ」
「ごめん魁さんそんなつもりじゃ」
扱いやすいが抱きつくな。
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作者名:瑠色 | 作成日時:2019年5月20日 20時