ヒソカ ページ5
【キキョウ】
緑色の大地 青い空 映えるように色鮮やかな花々
まるで、完璧
いつも頭の中で思い描いていた完璧な構図
なのに 何かが足りない
何が足りないんだっけ?
思い出そうとすればする程に頭が痛くなる
ガンガンと刺激されていく頭 でもその痛みが生を実感させてくれるようで心地よい
生に縛りついて生きている私には尚のこと心地よかった
「こんなところにいたのか♤」
頭上から愛おしい声が聞こえた
姿を確認しなくてもわかるよ 貴方は______
「ヒソカ!!」
『ん、どうしたの』ってニコリ笑顔で笑いかけてくれる私の愛おしい人
思い出した、ヒソカが足りなかったんだ 私には
「会いたかったよ ねぇ」
「ん♤」
愛してるって言ったら困るかな?
「ふふ ヒソカ愛してる!」
貴方が思っているより この愛が重いのは知ってる
深い愛情だってのも知ってる
でも、この愛はこの先も変わらないから
例え、貴方が気まぐれで嘘つきな奇術師だとしても
「ボクもだよ♡」
私、知ってるよ そうやって私にハグしてくるときのヒソカは
真っ赤に熟れた果実のように赤い顔をしてるんでしょ?
最も 私もだけどね
(ーーー深い愛情 変わらぬ愛)
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作者名:ヴィズ | 作成日時:2018年10月2日 0時