シャルナーク ページ4
【ファノレプシス】
美しい横顔 高い鼻 綺麗な翡翠色の目
スレンダーなスタイル
全てが美しい そんなキミに今日もオレは目を奪われる
経験豊富なのかと思ったが 思いの外ウブなキミ
そのギャップに落ちない男なんて正直いないでしょ
「あ、シャルぅ！何してるのー？」
ふわっと笑うキミ
なんだか、その全てが計算されたように上目遣いでオレのことみてくるけどさ
オレだって男だよ？
「Aのこと眺めてた」
にこーっと口角をあげていえば
ﾎﾞﾌｯていう効果音が似合いそうなほど一瞬で顔を赤くするA。
ほらね？ウブでしょ？
[清純]って言葉が似合いすぎてるA。
みんなキミのこと狙ってるんだよね…。
フェイとかあの団長でさえ。
「そ、そんな恥ずかしいこと！！
もう！みないでよねっ！！」
反則だよ、それ。
オレの言葉で真っ赤に染めた表情で身長差のせいで上目遣い やばいとまんない。
けど Aに嫌われるのは嫌だから思いとどまれる。
「ねぇ Aはさオレがどういう気持ちでAと接してるか
知ってる？」
「え？私シャルじゃないからわかんないけど
シャルもわかんないでしょ？ 私の気持ち。」
Aの気持ち、きっと優しいお兄さんでしょ？
この間言ってたし。
「知らないよ けどオレさ我慢できないから言うね
Aのことが好き 大好き
蜘蛛の手足になったときからーーー
一目惚れだった。」
Aの全てが可愛いから オレはキミを愛するよ
「あわあわわわわ 私も…
好き シャルが好きです！！」
顔真っ赤。
ほーんと、可愛いんだから
(ーーー清純 貴方を愛します)
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作者名：ヴィズ | 作成日時：2018年10月2日 0時
