弟よ、怖がるなかれ

守ってあげなくちゃ ページ41

「“この部屋で50時間過ごしてもらえば
先に進めるドアが開くので待っていたまえ”」



試験官の声がスピーカーで通されてそういわれる。
最悪だ、こんな狭い部屋で・・・

はぁ、レオリオさん…
恨む。


「50時間…か、ゴンにキルアくん 大丈夫？」

「大丈夫だよー！！」

「ああ、たく オッサンのせいで」

あはは オッサンって(笑)
ま、確かにオッサンだよね…


「レオリオさんって何歳だっけ…？」

「オレか？オレは19だぞ
Aは確か20だったっけか？」


「うん、そうだよ」


はぁ…こんな老け顔より年上って…なんか嫌だな。



「キルア、さっきの技はどうやったんだ？」

あぁ、あれか…
確か魔手だっけか。


「技ってほどのもんじゃないよ」
「ただ抜き取っただけだよ


ただし、」

ピキっ

「ちょっと自分の肉体を操作して盗みやすくしたけど」




キルア、大丈夫かな…。
二次試験辺りから思ってたけど 誰かキルアのことを意識している人がいる。



ゴンの友達なんだ





私が守ってあげなくちゃ！！！！

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