【まふまふ】屋上から飛び降りようとしたら、下の人と目があった。

あとがき ページ38

今まで読んでいただき、ありがとうございました！

いや、自信作だったとはいえ、お気に入り600人超え……めちゃ嬉しいです……！
さては皆さん、題名で釣られましたね？？←←


はい、手早く解説に入っていきましょう。

まず、この作品の大大大テーマは“自分の居場所”です。

Aは、自分が居てもいいという場所が身近に存在していなかった。
だから、誰も人がいない、唯一自分を受け入れてくれる廃ビルという場所に依存していた。

それは、両親が逝去された時、学校の放課後に廃ビルに居た。その事柄が、依存性を示しているんです。

けれど、クライマックス(間宮さんとの言い争い)ではAは感情を爆発させたあと、まふまふさんの家に帰っていますよね？
感情が不安定で、そんなときにこそ“自分の居場所”に居たいと思うはずなのに。

３６話最後、まふまふさんの“此処じゃなくて大丈夫なの？”はそういう意味です(どういう意味)。

けれど、Aはクライマックスに廃ビルではなく、まふまふさんの家に居ることを選択した。
今までの生活により、まふまふさんの家が“自分の居場所”だと思えるようになったんです。

そう思えたのは、まふまふさんに絆されたからでしょうね。


解説にしちゃうと結構単純な物語筋です。
まあ、そこを頭に置いて見て頂けると、腑に落ちない箇所も納得できるかなぁ、と。

(あと、この作品が自信作だったのは夢主ちゃんの性格が私の性癖だからってのもあります……)(敬語毒舌って尊い菩薩顔)


あと、執筆中に公開してた予告なしの新作です。
【まふまふ】ねがいごと
短編過ぎるくらいの短編なんで見てやって……。

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