【1章】魔法騎士団入団試験 ページ2
sideなし
魔法騎士団入団試験会場
皆が中央でこれから始まる入団試験にドキドキしている中、柱に体を預けて気怠げに欠伸をしているのは青黒いボロボロの魔導書［グリモワール］をもったAと名乗る女性
何やら中央で少年が大男に頭を握り潰されそうになっているが、Aは眠いのか柱にもたれながらうとうとしていてその事に気づいていない
だが
？？「_受験生の諸君、待たせたね」
鳥の羽ばたきと同時に闘技場の二階から顔を見せたのは8人の騎士団長達
湧き上がる歓声と興奮の叫びが上がっているのだ、Aはうとうとしてても流石に目が覚めたのだろう。出てきた騎士団長達の方に目を向けていた
？？「今回の試験は私が仕切らせてもらうよ」
先程より大きい歓声を受けて出てきたのはクローバー王国の魔法帝に最も近いと言われている男
貴(…ウィリアム・ヴァンジャンス
現最強魔法騎士団"金色の夜明け"団、団長か
噂に聞いてたけど、面白い仮面つけてるな)
金色団長の姿を確認しAは楽しく笑う
団長達に会えて嬉しく笑っている者が多いためAが笑っているのをおかしく感じる者はいない
ウィリアムの仮面を見て面白くて笑っているなんて思いもしないだろう
クスクスと笑っているAの目の前にニュッと木の枝が目の前に現れる。そのまま木の枝はAの目の前で箒の姿に変わりAに差し出すように目の前に伸びてくる
Aは面白い物を見るように枝を見た後、差し出された箒を受け取った
ウィリアム「それではこれより魔法騎士団入団試験を始める…！
諸君らには今からいくつかの試験を受けてもらう
その様子を我々九人の魔法騎士団長が審査し
後に九人各々欲しい人材を採択させてもらう
誰にも選ばれなかった者は魔法騎士団に入団する資格なし__という事だ」
簡単に試験内容を話し始める金色団長の言葉に唾を飲み込む音がそこかしこから聞こえる
いよいよ試験が始まるとこの場にいる受験生の顔が強張っていくのだが、Aの表情はヘラヘラと変わらない
ウィリアム「__一次試験は
その箒を使って飛んでもらう」
金色団長の言葉が終わるのと同時に金色団長と同じローブを羽織った男が姿を現し
そしてそのまま、金色団長の作った箒にまたがり空に浮く
一連の流れを見た後、周りから不安な声が上がったが
無情にもそのまま試験開始の合図がなった
Aはというと気怠げな態度を崩さぬまま箒を持って天井のない場所へと向かっていた
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
