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▼好感度upの秘訣 ページ7

side. you


イギリスさんの家では


ダンスパーティといった社交の場が設けられてるそうだ。



別に誘われた訳ではない。

が、女子といものupという言葉には弱い。



そこで私は仮面舞踏会でも有名な


イタリアくんを家にご招待した。




「イタリアくんはダンス踊れる?」


「ん?踊れるよ〜
楽しいよね、ダンス!」


のんびりした彼にダンスという言葉は合ってないような気もするが教えて貰うことにした。



中庭。

広さもそこそこあって2人踊るには丁度良い広さだ。


しかし私の国には踊るという習慣はあまり無いため



何度もイタリアくんの足を踏んでしまう。



「あ・・ごめんね、イタリアくん。
さっきから何度も何度も」



「ううん。
軽いから平気だよ〜」



お世辞でも嬉しい。


「取り敢えずさっき教えたこともう一度やろうか」



「はい、お願いします」


カセットテープから流れる音楽を聞きながら、



足を踏まないようにステップを踏む。



(上手くいってる・・・かも?)



なんて集中力がなくなりターンをした時、



ドンと何かに衝突してしまった。



「うぉっと!
何だここにいたのか」



この声を間違えることは絶対ない。


倒れこそしなかったが持ってきた書類が下に落ちた。



「あ、イギリスさん・・・」



「イギリスだ〜、チャオ!」



私とは真逆にのんびりとした口調で話しながら書類を拾うイタリアくん。



イギリスさんは私とイタリアくんを見たあと



音楽がなっているカセットテープに目をやった。




「何だ、お前ダンスパーティにでもでるのか」




「え、あの、何というか
予行練習とでもいいますか」



イギリスの好感度がとは口が裂けても言えない。


ふぅんと何処か納得したように呟く。



「人に当たるなんてまだまだだな」



「おっしゃる通りで・・・」




「でもでもAちゃん頑張ってるんだよ」




シュンと肩をおとしていると



イギリスさんは急に私の前にひざまついた。


そして優しく壊れ物を触るように手を取った。



「俺が変わる。
しっかりリードしてやるから、覚えろ」



イタリア、カウント頼む



と私の手を引き中庭の中央に引っ張っていく。




その時の私は頭が真っ白で




ただイギリスさんにリードされ続けていたと

イタリアくんから聞いた。



唯一覚えているのは



『ダンス踊れる人カッコイイ』



と呑気に考えていた事だった。




▼イギリスへの好感度が上昇した

▼妖精さんとお話しましょう→←▼スキンシップも大切に



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抹茶塩(プロフ) - 夢々煙さん» 夢々煙様、コメントありがとうございます!イギリスはちょっとカッコよすぎたかもなと今更ながら思っておりますw最後まで読んでくれてありがとうございました(*⌒▽⌒*) (2017年12月19日 12時) (レス) id: d8767b3e74 (このIDを非表示/違反報告)
夢々煙(プロフ) - 最後までとても素敵なお話でした…!イギリスの一言一言がカッコよ過ぎました。これからも頑張ってください応援してます (2017年12月19日 7時) (レス) id: b3413670f5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶塩(プロフ) - ちまごんさん» ちまごん様、コメントありがとうございます!感動して頂けるなんてとても嬉しいです^^*シリーズ化ぜひ期待していてください!最後まで読んでくださってありがとうございました!次の作品も楽しみにしていてください(´∀`) (2017年12月18日 0時) (レス) id: d8767b3e74 (このIDを非表示/違反報告)
ちまごん(プロフ) - やばいめっちゃ素敵だ、感動した…!シリーズ化期待していいですか…いいですよね…! (2017年12月17日 22時) (レス) id: 31ff02926d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶塩(プロフ) - ぽっぷこーんさん» ぽっぷこーん様、コメントありがとうございます!最後のシーンを気に入ってくださり光栄です(*^^*)また次のお話やこのシリーズをぜひ楽しんで頂けたら幸いです。最後まで読んでくださってありがとうございました(´∀`) (2017年12月17日 10時) (レス) id: d8767b3e74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶塩 | 作成日時:2017年12月7日 11時

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