26話 ページ26
確定ファンサ、大優勝。
今日1番のファンサを貰ったって自惚れてもいいんじゃないだろうか
しかし、あんな事があれば周りも当然盛り上がっていて
私のなのに、とどこかチクリと痛む胸を無視して、混み合った会場を後にした
「百瀬ちゃん！！あのファンサなに！？坂田さん今までにあんな事してくれた事ないんだけど！？」
『私も分かんない、、は〜〜〜ずるい、あの人いつもあんなファンサしてこないくせに今日の対応甘すぎたそんなの聞いてない…心の準備出来てなかったしんじゃう、、』
「隣で見ててもドキドキしたよ〜、あれはレベチ」
『もう恥ずかしくてしばらくセンラさんの顔見れない、………そういえば、坂田さんってライブのとき塩なの？』
「！そうなの！！あの人絶対私がすぐ嫉妬するの分かっててやってるんだよ！！ほんとひどい！」
『あー、なるほどね……でもさ』
「？」
『そんな坂田さんが、好きなんでしょ？』
思わずにやにやしながらそう聞くと、一瞬でぶわあっと真っ赤に染まっていく頬
それから、
小さく顔を縦に振ると恥ずかしさに耐えきれなくなったのか、彼女はスマホに視線を落としてしまった
あ〜、さっきの動画に撮って坂田さんに送ればよかった。女の私が惚れるぐらいには可愛い
今からでも遅くないのでは、なんて考えながらスマホを見るとまさかのセンラさんからのライン
せんちゃんちいちゃんと楽屋おいで
せんちゃんマイメロスタンプ
いつもそんなこと言わないのに、と少し不思議に思いつつ隣の彼女に声をかけると
『ちいちゃん、これ』
「ん？……あー、！行こっか〜〜」
どこか含んだような笑みを浮かべる彼女に疑問を抱きつつ、裏口へと足を進めた
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らいるぁ(プロフ) - たろちゃんさん» おかえりなさい！！ (2019年11月10日 2時) (
レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
イアナ(プロフ) - 待ってます！！ (2019年10月1日 9時) (レス) id: c58602d2dc (このIDを非表示/違反報告)
らいるぁ(プロフ) - 待ってます！！ (2019年9月27日 0時) (レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
ななせさま - たろさん天才ですか、、、、なるほど天才ですね；＿；出るまで全裸待機して気長に待っておきます（ぐふふ） (2019年8月30日 1時) (レス) id: 217d972b87 (このIDを非表示/違反報告)
ななせさま - まじで本気で大好きな小説なんです(TT)良ければ緑の方ﾊﾞｰｼﾞｮﾝのこの小説って作っていただけること可能でしょうか？可能でしたらぜひともお願いしたい限りです(TT) (2019年8月15日 6時) (レス) id: 217d972b87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たろちゃん | 作成日時：2019年6月27日 21時
