18話 ページ18
量産型にとって、日焼けにはよより一層気をつけるこの季節
毎日園児たちと走り回ってて日焼け止めなんて塗る暇ない！
とはいえ、ここで諦めたら速攻芋の道スタートです分かりますか
びば、美白！(？)
と、勤務中にも関わらずそんなことを胸に刻んでいるといつのまにか退勤の時間
お疲れ様でした〜と、声を掛け
普段からは考えられないほど早く帰り支度を済ませた
『月ラジまで残り約118分』
ちらりと腕時計を確認すると、そこを指しているのは19時過ぎ
家まではあと20分、それを加味して残された時間はおよそ1時間半
、、、上出来じゃん！？天才！！！！！！！
普段は掃除や製作で帰るのが遅くなってしまうこともあり
うっかりドアを開ける音や私の声がマイクに乗ってしまわないかヒヤヒヤしている
それこそ、この関係がバレてしまえばすぐ炎上だ
私とセンラさんはお互いの関係を知らず知り合いになったが、リスナーと繋がったという風にしか判断してもらえない彼が責められるのは目に見えている
だからこそ、彼のことが大切で、隣で支えてあげたいと思うからこんな生活でもやっていけている
以前までの私だったら、たくさんの女の子に応援されている活動者の彼女なんてきっとできないだろう
それを続けられているのも、センラさんの人柄が尊敬できて、不安を感じさせないぐらい大事にしてくれているからだと思う
なんて、脳内で自分語り女ごっこをしていると、気づけば最寄り駅に着いていて
慌てて混雑した電車を降りて改札を抜けようとすると、トントンと肩を叩かれる感覚
こんなに急いでる時にだれ！！と、むっとした顔のまま後ろを振り向けば
いつも家で見る姿とは違った、スーツに身を包んだ彼が見えた
『センラさん、！？』
「あﾞー、疲れた……せっかく電車で見かけたから一緒に帰ろう思ったのにお前足早いねん！！」
『え！？あっ、ごめんなさい。もう帰ってるのかと思ってたから早く帰りたくてつい…』
「、センラさんを走らせた罪は重いからな」
『ふふ、走ってくれたんだ』
「うっさい、にやにやすんな」
えへへ、と頬を抑えていると、するりと自然に握られた手に思わず頬が緩んでしまう
うわー、きっと今の私不細工なんだろうな
こんな顔誰にも見せられない
なんて思うけど、幸せなんだからしょうがない
少し蒸し暑い夜だけど、たまにはゆっくり帰るのも新鮮でいいかななんて思ったり
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らいるぁ(プロフ) - たろちゃんさん» おかえりなさい！！ (2019年11月10日 2時) (
レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
イアナ(プロフ) - 待ってます！！ (2019年10月1日 9時) (レス) id: c58602d2dc (このIDを非表示/違反報告)
らいるぁ(プロフ) - 待ってます！！ (2019年9月27日 0時) (レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
ななせさま - たろさん天才ですか、、、、なるほど天才ですね；＿；出るまで全裸待機して気長に待っておきます（ぐふふ） (2019年8月30日 1時) (レス) id: 217d972b87 (このIDを非表示/違反報告)
ななせさま - まじで本気で大好きな小説なんです(TT)良ければ緑の方ﾊﾞｰｼﾞｮﾝのこの小説って作っていただけること可能でしょうか？可能でしたらぜひともお願いしたい限りです(TT) (2019年8月15日 6時) (レス) id: 217d972b87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たろちゃん | 作成日時：2019年6月27日 21時
