12話 ページ12
駅から徒歩10分。焦げ茶色のわんこがいるお家を右に曲がったら見えてくる、築6年のマンション
センラさんと同棲しているのは5階の角部屋で、日当たりもばっちり
お休みの日は彼と一緒にお昼寝するのが好き
早く会いたい。ぎゅーしたい。でもお腹空いたからご飯食べたい
なんて、エレベーターに乗りながら思いつくままに考え事をしていると扉が開く音
『お仕事って言ってなかったお詫びにお酒買ってきたけど、許してくれるかな、』
うーん、と頭を悩ませてみるけれど、お酒大好きな彼ならきっと大丈夫だろう
お気に入りのmiumiuのキーケースを取り出して部屋のドアを開ける
昨日みたいに仁王立ちセンラさんはいないけど、普段ならすぐにおかえり〜って飛んできてくれるからちょっぴり不安だったり
『センラさんどこ、』
リビングを覗いてみても、お風呂場に行ってもどこにもいなくて、すでに半ベソ状態
スマホを確認しても連絡は来ていなくて
『ねええ！私が悪かったから出てきてよ〜！これからは仕事だってちゃんと言うから〜！！』
幼い子どもみたいにうわーん！と騒いでいると
玄関から聞こえた、ただいまの一声
ばっと後ろを振り返れば、そこにいたのは暑そうにTシャツをぱたぱたと煽ぐセンラさんで
「あ、Aおかえり。仕事お疲れさ、っま」
我慢できなくてセンラさんに勢い良く抱きつくと、思わず苦笑いをこぼされた
「もー、あついから〜。どしたん」
『…センラさん怒ってどっか行っちゃったかと思った』
「え、俺そんなに短気やと思われてたん。そんなんで怒らんよ、不安にさせてごめんな」
ほら、エアコンつけよ。とリビングに向かうセンラさんに後ろから抱きついたまま着いていくと、子供か！って怒られた
どうせ仕事行くたびに精神年齢低下してる！愉快！
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らいるぁ(プロフ) - たろちゃんさん» おかえりなさい！！ (2019年11月10日 2時) (
レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
イアナ(プロフ) - 待ってます！！ (2019年10月1日 9時) (レス) id: c58602d2dc (このIDを非表示/違反報告)
らいるぁ(プロフ) - 待ってます！！ (2019年9月27日 0時) (レス) id: e6d8791f47 (このIDを非表示/違反報告)
ななせさま - たろさん天才ですか、、、、なるほど天才ですね；＿；出るまで全裸待機して気長に待っておきます（ぐふふ） (2019年8月30日 1時) (レス) id: 217d972b87 (このIDを非表示/違反報告)
ななせさま - まじで本気で大好きな小説なんです(TT)良ければ緑の方ﾊﾞｰｼﾞｮﾝのこの小説って作っていただけること可能でしょうか？可能でしたらぜひともお願いしたい限りです(TT) (2019年8月15日 6時) (レス) id: 217d972b87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たろちゃん | 作成日時：2019年6月27日 21時
