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「本当に何とお礼を言ったらいいか…ありがとうございました!」


昔から幽霊のような、変な何かに取り憑かれやすい私は、とうとう頼ってはいけない怪しい教団に頼ることになってしまった。

最初は胡散臭い教祖が出てきて「うわ、やっぱ帰ろうかな」とも思った。
然し、話している最中に自然と肩の荷が軽くなって、「インチキ霊媒師とかじゃなかったんだな」と感謝する。

その代わり値段はかなり高いけれど。


「いえいえ、また何かあったら来てください」
「は、はい!助かります!あ、お金の振込先なのですが…」


ニコ、と微笑む彼に少しだけ顔をそらす。
顔はイケメンの方だろう。
だけどどうしても胡散臭さが増して、ちょっと苦手な笑顔だった。
話題をそらすようにお金の話をするが、彼は「あぁ」と声を濁す。



「お代は私のお願いを聞いてくれる、それで構いません」
「え……お、お願い?」




「はい、実は今とっーても困ってまして。ちょっと、猿避けになってくれません?」
「さ、猿避け?」






「───つまりね。私の"偽彼女"になれと言っているんだよ。足りない頭で理解してくれたかな」








前言撤回。
やっぱ怪しいクソ野郎だった。執筆状態:更新停止中





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設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑   
作品ジャンル:アニメ
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まっひー - 傑だっ!!!推しです!!!あざまーす!!!!応援してます!!! (2022年1月30日 10時) (レス) @page2 id: d24aae8d9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無胤 | 作成日時:2022年1月28日 13時

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