百四十四話 ページ10
『うぷ、近藤…さ。安心してください、私は…うっぷ。
ちゃんと体調不良で有給休暇申請してきました』
真っ青な顔で私が言う。
やっぱ二日酔いの状態でココに来たのが間違いだったかな。
今私は戦う詩織ちゃん達をよそに1人ヤムチャポジションに立っている。
詩織「近藤さん安心してください、私は仕事全部終わらせてきましたから!」
さすが詩織ちゃんそこら辺はしっかりしてる。
銀時がうるさいが一応こっちに襲いかかってきたのは対処してるんだけどね。
新八「僕ねェ…もうシスコンと呼ばれてもいいです。
僕は姉上が大好きですよ。離れるのはイヤだ、できる事ならずっと一緒にいたいです。でもねェ…
姉上が心底ほれて連れてきた
姉上が幸せになれるなら誰だって構やしないんです。
送り出す覚悟はもうできてるんだ。泣きながら赤飯炊く覚悟はもうできてるんだ。
…僕は仕方ないでしょ、泣いても…そりゃ泣きますよ。
でも、泣いて姉上見送るなんてマネはまっぴら御免こうむります。
僕は姉上にはいつも笑っていてほしいんです。それが姉弟でしょ」
そう言い切った新八くんの目には涙が浮かんでいた。
神楽ちゃんと銀時が新八くんの前に進む。
神楽「銀ちゃん、アネゴがホントにあのチビ助にほれてたらどうなるネ。私達完全に悪役アル」
銀時「悪役にゃ慣れてるだろ、人の邪魔するのもな。
新八、覚えとけよ。俺達ゃ正義の味方でもてめーのネーちゃんの味方でもねェよ。
てめーの味方だ」
2人が柳生の一番大きな建物へと向かっていった。
それに続いて土方も建物へ向かう。
土方「言っておくが俺は味方じゃねェぞ、たまたま喧嘩相手が一緒なだけだ」
そう言う土方を指差しながら沖田もあとを追う。
沖田「ベタじゃない?べジータ気どりでさァ。
あのままさり気なく仲間になるつもりだぜ気をつけな」
沖田のこの忠告はごもっともだ。
『さ、詩織ちゃんも行こう』
私と詩織ちゃんも足を進める。
そこで1つ詩織ちゃんが私に頼んできた。
詩織「今度、ドラゴンボール全巻貸してくれませんか?」
詩織ちゃんドラゴンボール読んでないからついていけてなかったんだ。
とりあえず桃白白が読めるぐらいには教えよう。
そう思い柳生の建物へ向かった。あ、しじみ汁とかないかな。
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たこわさび - さーもんさん» 毎回詩織ちゃん達を動かしている時はこんな感じで大丈夫かな?と手探りで書いている状態なので好きと言っていただけるのは嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2022年8月17日 21時) (レス) @page24 id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
さーもん(プロフ) - 更新楽しみにしてます!詩織ちゃんもオリキャラもストーリーも好きです! (2022年8月17日 18時) (レス) @page23 id: 2dc02ddd04 (このIDを非表示/違反報告)
たこわさび - 3日で全部!そんな一気に…ありがとうございます!拙いところもありますが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年7月31日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん - 3日で全部読みました。とても面白いです!更新楽しみにしてます!! (2022年7月31日 19時) (レス) @page5 id: 4f984dbf4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たこわさび | 作成日時:2022年7月26日 15時