作者がただただ描きたい話を短編で書きなぐるだけ

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俺がそう必死に伝えると、


すごく嬉しそうな笑顔をした。


花みたいに綺麗な笑顔だった。




そうして、その顔を見た瞬間強い風が吹く。



目も開けていられなくて、ぎゅっと目を瞑る




風がおさまったと思って目を開けると、みかは居なくなっていた



「あれ…」



どこを見渡してもいない、



みか、みか、みか……！！



まだかろうじて残っていたはずの金木犀の花は全て散っていた








「そんなことが過去にあったんですね！

だから、今はこうやってひまわりの研究をしているのですか？」


休憩時間、俺とともに仕事をしてくれる唯一の研究者に、


『どうして植物学者になったのか』


と聞かれ、話していた



「あぁ。ひまわりについて調べるようになったのは国からの依頼ではあったが、


植物について調べるのは大好きだったんだ。


みかのおかげで、植物を知るという趣味を作れて、今はこうやって仕事に役立てられて、

俺が生活しやすくなって、国民の命が救われている、



みかには感謝しかない。お礼が言いたい。」




みかがいなくなってから、たくさん寂しさを感じた。


でも、学校に行けばやはり友達は居る。



家でも、植物について調べておけば、親が俺に無関心なんて事もどうでも良くなる。



寂しさをぶつけるように、植物についてたくさん勉強して友達と笑い合った




そうしてたら、いつの間にか寂しさなんて失せていて、


ただ愛おしさと恋心だけが残っていた。





「俺も、みかさんには感謝です。

だって、こんなに素晴らしい植物学者をうむきっかけを作ってくれたんですから！」


そう言って笑う研究者に、こいつが残ってくれてほんと良かったなって思った


「褒めてもなにもでないからな。


さぁ、仕事に戻るぞ。」


「はい！研究頑張りましょう！」







「今年も金木犀が綺麗だな」



研究所の窓から見える金木犀を見てそう呟いた



ーーーーー


お察しの方もいると思いますが、これは『冬に咲くひまわり』の男が過去に体験したお話です。


結構書くのに苦戦したから、上手いお話はかけていません申し訳ないです。



でも、ここまで読んでくださってありがとうございます！


これからも学業で忙しいけど頑張りますね！

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