糸を紡いで*累 ページ3
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くれは卍 様よりリクエスト
とっても嬉しいです有難う御座います!!
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気味が悪い不気味な夜の日のこと。
山の奥には、周りの雰囲気に似合わないような綺麗な白髪を月夜に照らして風に靡かせる一人の
その少女は、無表情に淡々と人を殺し、自分たちの脅威と成り得る人間は一人残らず喰ってきた。普通に普通な生活を送るように、何とも自然に。
然し乍ら、美しい彼女はどんな光景でも絵になってしまう。何とも残酷なその現場はまるで、真っ赤な美しい花を鮮やかに咲かせている女神の様にでも錯覚させる。
そんな鬼を、意味ありげに見つめる鬼が一人。うっとりとしているその視線は、迷わずAの方に向かっている。
「…なあに、累?」
色っぽく振り向いたAは、どうやら熱い視線に気づいていたようで長い白髪を揺らしながら緩く笑みをこぼした。
その様子を見た累は、わかりやすく口角を上げる。
「いや、僕の“お嫁さん”を迎えにきただけだよ」
「…あまり良い見せ物ではないのだけど。」
「君のやることは全てが綺麗だから安心しなよ」
「はァ…そういうところだよ本当。」
頭を抱えるような素振りも、少し棘のある言い方も、累はなんでも許してしまうような気すらしていた。
だが、それはAだから。
累の家族ごっこに過ぎないお遊びも、本当は只の赤の他人でしか無い。恐怖という概念を縛り付けて其れを家族の絆と言い張った。
けれど、Aだけは累の恐怖に縛られず、全てを受け入れていた。まるで聖母様のように慈愛深い瞳で、累の全てを受け入れていた。
「そうだわ、累。今夜は月が綺麗ね」
隙をついたような笑みを浮かべるその少女に、また一歩惹かれていく。
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死輝(しき) - 冨岡義勇の冨を富になっています! (2019年9月16日 13時) (レス) id: 99988b73d5 (このIDを非表示/違反報告)
羅刹(プロフ) - 美咲さん» 錆兎で両片思い把握致しました…!!!書かせていただきたきますね( ´ ▽ ` ) (2019年8月22日 21時) (レス) id: 8e721ab01a (このIDを非表示/違反報告)
羅刹(プロフ) - 美桜さん» あ、ごめんなさい!!お名前が似ていたものでして…。 お館様の裏、頑張って書かせていただきます…!ご指摘共々有難う御座いました(*´`*) (2019年8月22日 21時) (レス) id: 8e721ab01a (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 羅刹さん» 私は美桜ですよ。美咲さんではありません。レス間違えています。 (2019年8月22日 21時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
羅刹(プロフ) - 美咲さん» リクエスト有難う御座います!!書かせていただきたいのですが、お館様の性格がまだ曖昧だったりするのですがご了承くださいませ。(´ `*) (2019年8月22日 19時) (レス) id: 8e721ab01a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rakutenサブれ | 作成日時:2019年8月21日 23時