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血染めの天使ノーヴィ・テレーズ・ノイシュタルページ37

本家様

名前：ノーヴィ・アリシア＝テレーズ・ノイシュタル

性別：女

年齢：500歳以上(本人曰く、数えるのをやめたのは500歳から)

所属チーム：蝋色

【種族】とある国の第一王女の魂が宿った球体関節人形

【容姿】身長162cm、体重は2kg(人形なので)。腰ほどまである黒いくせっ毛と海底のような深碧の垂れ気味な瞳、口許のほくろが印象的な顔をしてはいるものの、普段は黒く細かい編み目のレースで出来たヴェールで顔を隠している。でも球体関節は全く隠さない。
服は黒ずくめ。でも着物とかに密かに憧れていたりもする。

【性格】大人しく物腰も柔らかだが、比較的ネガティブ思考で少しだけ人間不信。特に父親位の年代の男性に心の底から嫌悪感を抱く傾向にある。
「わたしはずっと闇の中にいたから」などという理由で光を異様なまでに嫌い、闇を愛する。少しでも強い光の元に出ると暴れて俯いて泣き狂うほど。本当に面倒な時はヒステリックが出た時だが、「心底どうでもいい自分のわがままを貫き通すのは申し訳ないし違う気もする」という考えからなるべく出さないようにしている。

【色】夜、自らの蔑称であった「悪源の魔女」→黒

【能力】
念力。有機物無機物問わず浮かせられるが、重ければ重いほど力を削がれる。浮かせる高さが2メートル以上でも削がれる。
本人曰く「普通の体躯の人間は十分ほど、機械は重いものでなければ五分ほど。お屋敷とかは無理。自分の体は人形だから余裕、なんなら飛べる」との事。

【その他】
一人称:わたし二人称:あなた、呼び捨て

過去:
とある北欧の小国で生を受けるが、7歳の時に実母が処刑される。その理由は父王へのクーデターの関与を疑われたから。しかし母はそのようなつもりはなく、若く美しい側室による陰謀にかかってしまっただけだった。為す術もなく母は処刑され、「大罪人の娘」となった自身も地下牢に幽閉される。少し人間不信なのと光を嫌うのはその為であり、本人はこれでもマシになった方だという。
復讐心だけを心に根差したまま成長するも、ある日完治が困難とされる疫病に罹り、わずか18歳で死に至る。葬儀も行われず、ただ淡々と墓に入れられただけであった。この時点で既に人々からは"忘れ去られて"いたとも言えよう。(続きます)