完敗 ページ27
白蘭『そこに来て先日パラレルワールドに食べちゃって確信したんだ
“僕はゲームに取り込まれた意識に過ぎない”ってね』
ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ『考え方は自由です』
ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ『あなたはマーレリングを手に入れる覚悟がありますか？』
白蘭『もちろん
この世界をより楽しむキーアイテムなら是非欲しいね
ところで僕はそのアイテムで出来る目一杯の事…
んー 出来るなら地球規模の争いやら世界征服なんてナンセンスな事もやるかもしれないけど
君達からお咎めはあるのかな？』
ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ『我々があなたに手を下す事は一切ありません』
ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ『ただしあなたの言うゲームに例えるのであればそのリング以外に2つの大空…』
ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ『つまり後2人のプレイヤーがいる事をお忘れなく
そして虹・雪の属性を持つ姫が存在する事も忘れずに』
白蘭『そりゃ良いや！
ライバルくらい居ないとゲームになんないからね！
ヒロインがいた方が盛り上がるし！』
・
白蘭「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
薄っすらと目を開けた
白蘭(別に人間が嫌いな訳じゃない
人と接して胸がくすぐったくなったり
ジーンッと熱くなったりも出来るんだ
後ろ向きな訳でも無いよ
面白い事探すのは得意だし
楽しい事は全力で頑張っちゃうからね
でも何かこの世の中はしっくりこないんだ
分かってくれるよね？
ここ気持ち悪く無い？)
視線を下にずらし、綱吉を見た
綱吉「(睨」
白蘭(ハハハッ その目はそんな事これっぽっちも思ってないな
全く…眩しいったら…
Aちゃん 君は力目当てだって思ってただろうけど僕は本気で君が好きだったんだよ
君の笑顔を一番近くで見たいって心から思ってたんだ
ごめんね…
綱吉くん 完敗だよ…)
そう微笑むと白蘭は消えていった
パァァァァァァァンッ
結界が粉々になった
そして広がるのは綱吉の前後にえぐれた地面
カランッ
色を失ったマーレリングが地面に落ちた
綱吉「……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宝石姫(プロフ) - 美衣さん» 全然気づきませんでした！すぐに確認して訂正しますね。ご指摘ありがとうございます！ (3月4日 16時) (
レス) id: 14e3876f5b (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 一気見させてもらいました、めちゃめちゃ良かったです！！最後まで書いてくれる方なかなかいないのでめっちゃ嬉しいです (3月1日 23時) (レス) @page40 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - できれば原作を続けて欲しいです！ (1月31日 14時) (レス) @page40 id: b719dc1ba4 (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - 失礼致します。死への恐怖のお話でアラウディの名前が間違えて書いてありました。また、遂に復活のお話で最強が最近となってました。ご指摘が迷惑でしたら申し訳ございません、、。 (1月31日 4時) (レス) id: 6c4876f779 (このIDを非表示/違反報告)
akira Ms(プロフ) - オリジナルがいいです。続き楽しみにまってます (2022年6月22日 21時) (レス) @page40 id: 78d2323058 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：宝石姫
| 作者ホームページ：http://onegaimymerodyi
作成日時：2020年10月12日 16時
