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kn視点
Aが居らんくなると部屋が静かになった。
その沈黙を破ったのは、大先生やった。
ut「ああぁぁ！！やってしもた…！！！！」
sha「明日急に帰るとか言わんかったら良かった！！！」
zm「嬉しそうにトントン来たとか言ってしもた…」
rbr「言うてもたもんはしゃーないやろ」
shp「最後にAさんに止め刺したのロボロさんですからね」
「えっ、俺！？」とロボロが焦った口調で大きい声を上げた。
ci「間違いなく、Aさんに止めを刺したのはロボロさんでした」
rbr「マジで？そんなつもりじゃなかったのに！」
それぞれ反省会をしてると、トントンが口を開いた。
tn「確か俺とゾムが同じ部屋って言ってたな」
zm「遂に俺も引越しかぁ。よろしくなトントン、部屋案内するわ」
tn「頼むわ、ゾム」
トントンとゾムは先に部屋に移動してしもた。
「じゃあ、俺はトントンが使う布団取りに行くかぁ」と言って、ソファから立ち上がった。
shp「手伝いますよ、コネシマさん」
kn「なんや、ショッピくんが手伝いとか珍しいやん」
「今はそういう気分なんです」とショッピくんが答えた。
ut「残ってしもた僕らは大人しく先におねんねしよかぁ」
ci「そうしますかぁ」
rbr「大先生、おねんねって言い方気持ち悪いで」
sha「うわ、近寄らんとこ…」
ut「そういう所やぞロボロ！…あとシッマ、今日はAちゃんの部屋に行くの止めといた方が良いで」
kn「…それぐらい俺でも分かっとるわ」
ut「せやったら良いけど。またAちゃんのとこ突撃するんかと思ったから。ほな、先に部屋戻ってるで〜」
shp「ほな布団取りに行きましょか」
「せやな」と言って、俺たちは布団を取りに移動した。
「じゃあ、ショッピくんは掛け布団と枕運んで。俺、敷布団運ぶし」
shp「了解です」
トントンの部屋に布団を運び込んだから、そのままショッピくんと廊下で雑談をしてた。
shp「コネシマさんは、このままで良いんですか？」
kn「何がや？」
shp「Aさんのことですよ、もうすぐお別れなんですよ？」
kn「それは分かっとる！けど…Aに何か上手いこと言える気がせん」
shp「普通に好きな気持ちを素直に伝えるのは駄目なんですか？」
kn「伝えた後どうすんねん。帰ったらすぐ戦争やし、もうAに会えへんかもしれんのに」
「そこは理解してくれると思いますけどね。あー、なんで俺が恋愛相談受けてるんやろ」とショッピくんは口を尖らせた。
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