そばにいてくれる ページ18
ゴトー「お疲れ様ですA様、到着いたしました。」
『もう外してもいいですか？』
ゴトー「構いません。」
目隠しを外すと、目の前にはこれまた立派な建物が森の中にポツンと建っていた
これで執事用の住まいなんだから凄い…
建物の中に入り、他の執事の方々も迎えてくれた
その中に一人だけ、女の子が紛れていた
褐色肌で黒色の髪、随分若い人ですね………
ゴトー「……では”カナリア”、A様をご案内するように。」
カ「はい。＿＿＿カナリアと申します。早速お部屋まで案内します。」
『ええ、よろしくお願いします。』
カナリアの後についていき、客人用の部屋に案内される
『(うわー！綺麗！！)』
豪勢な部屋の内装にテンションが上がり気味になった
だって私の書斎の二倍は広いんですよ！？
カ「お食事は部屋までお持ちしてよろしかったでしょうか。」
『はい！勿論です。』
カ「他にも何か必要なものがございましたらお持ちしますが。」
『特にはないですかね？そう言えばキルアっていつ頃ここに着く予定なんですか？』
カ「＿＿＿キルア様はまだいらっしゃらないみたいです。おそらく二日後か三日後くらいだと…。」
『そうですか…ところでカナリア、さん？失礼を承知で聞いてもいいでしょうか。』
カ「ええ、勿論です。」
『……貴女、もしかしてキルアの気持ちを理解してくれてる側の人？』
カ「…え？」
『キルアの名前を出した時にとても優しい顔つきになったから………、ゴトーさんもそうでしたけど。』
キョトン、とした顔のまま固まるカナリア
だがそれは一瞬だけで、そのまま彼女は俯きながらぽつりと話し始めた
カ「ええ、キルア様にお使いさせてもらった時から……、でも、私じゃダメなの。」
『ダメって、なにがです？』
カ「執事の身である以上、キルア様と”お友達”にはなれない…、でも貴女は違う。」
カナリアは顔を上げると、真っ直ぐ私の目を見てしゃべった
カ「ありがとう、キルア様のお友達になってくれて。」
『………カナリア、お礼を言ってくれるのは嬉しいんですけど、一つ勘違いしていると思います。』
カ「え？」
『＿＿貴女達、もうとっくに”友達”だと思いますよ。少なくともキルアはそう思っているんじゃないでしょうか。』
つい最近レオリオが発していた言葉、
キルアにはとっくにこんな素敵な友達がいたんだ…
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ルナっと(プロフ) - ろいどさん» 感想ありがとうございますm(__)mまさか一気読みして頂けるとは‥‥！できる限り更新頻度を上げたいと思っているので、最後までお付き合い頂けるとありがたいです! (2022年4月23日 11時) (
レス) id: 9f59c03832 (このIDを非表示/違反報告)
ろいど(プロフ) - コメント失礼します！一気読みさせて頂きました！とても面白いです！！更新楽しみに待ってます！！ (2022年4月21日 16時) (レス) id: 5682104901 (このIDを非表示/違反報告)
ルナっと(プロフ) - 黄色のお花さん» 感想ありがとうございますm(__)mまさか数ある中から自分の作品を見ていただけるとは!感激です(泣)ハンターハンターは伏線回収がえげつなさ過ぎて面白いですよね♪これからも沼にハマりまくることでしょう(*´∀｀) (2022年4月12日 22時) (レス) @page27 id: 9f59c03832 (このIDを非表示/違反報告)
黄色のお花(プロフ) - お邪魔します。最近ハンターハンターにはまって面白そうなのを探していたら題名からひかれました。ぜひ、更新よろしくお願いします。応援しています。 (2022年4月10日 7時) (レス) @page25 id: 7a01cd330c (このIDを非表示/違反報告)
ルナっと(プロフ) - amroさん» 感想ありがとうございますm(__)mこちらのコメントを見た瞬間、嬉しいと同時に観てくださっている方々に早くお話を届けないと!と再び頑張る気持ちになりました!これからも応援よろしくおねがいします! (2022年4月7日 20時) (レス) id: 9f59c03832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナっと | 作成日時：2019年8月12日 21時
