【黒バス】黄瀬涼太の姉は女子最強『華の四皇』の1人

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涼春side



約10時間のフライトを終え、成田国際空港に到着。



キャリーケースを片手に到着口に向かうと、あっという間に待ち構えていた報道陣に囲まれる。


「黄瀬涼春さん！！一言お願いします！」


「モデルの仕事は継続さるんでしょうか？！」


「インターハイに向けて意気込みを！！！」



記者の怒涛の質問に答えるべく、サングラスを外す。


『桜華女子学園バスケ部主将として、チームをまとめあげることに全力を尽くしたいと思います。

モデルの仕事は継続して頑張らせていただきます。

私にとってチームメイトとの久々の公式試合がインターハイになりますので、団結して大会に挑みたいです。』



報道陣の奥から長身で緑髪の男性が近づいてきたのが見えた。



『すみません。予定がありますので失礼します。』



報道陣の間を潜り抜け、目当ての人だと分かると嬉しさのあまり自然と走り出してしまう。


緑髪の男性に抱きつくと、
しっかりとそして優しく私を抱きかかえてくれた。





『ただいま。真太郎！』





緑間「おかえりなのだよ。涼春」

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