【黒バス】黄瀬涼太の姉は女子最強『華の四皇』の1人

33 ページ37

涼春side


黄瀬「さすが黒子っち！」

緑間「だが、黒子ばかりに頼っていては点差は縮まらないのだよ。」

『そうね…大輝がいない状態で予想以上に誠凛が苦戦してる。」


………


第2Qが始まった。
変わらず桐皇に押される誠凛。


そして、第2Q残り1分のところで、


『大輝やっと来たのね…。』

緑間「相変わらず迷惑なやつなのだよ。」

大輝が加わった事で桐皇はさらに勢いを増し、誠凛を圧倒した。
アップ代わりにでたたった1分で大輝は実力の半分も出していない事に気付く。


『……ここまで、 とはね…。』


これは、今の誠凛に勝ち目はない…。


でも、

帝光中学時代、“光と影”として共にプレーをしていたテツヤなら…

涼太や真太郎のように、大輝も昔のようなバスケを楽しんでいたあの頃に戻してくれるんじゃないかと信じてみたくなる。


『鉄心さん…早く戻ってきてあげてね。』



…IH予選決勝リーグ戦、誠凛vs桐皇の試合は
112vs55、桐皇の圧勝で試合は終了した。

34→←32

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す