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…
雨の中、どのくらい抱き合っていただろうか…。
不意に真太郎が体から離し、目を合わせた。
緑間「もう大丈夫だ。悪かった、迷惑かけて」
『私は迷惑だなんて一度も思った事ないよ。だから、謝らないで。』
緑間「嗚呼、ありがとう涼春。」
『大坪さんから今日は各自解散だって言われてたの。
お腹減っちゃったし、ご飯いこう。』
緑間「じゃあ、荷物持ってくるのだよ」
?「その必要はないぜ〜!真ちゃん〜」
声のした方を振り返ると高尾くんがバッグを2つ抱えてこちらに歩いて来ていた。
緑間「高尾、何故俺のいる場所がわかったのだよ。」
高尾「そんなん分かる訳ないじゃん〜めっちゃ探したっつーの!」
『ごめんね高尾くん。真太郎の荷物持って来てもらっちゃって。』
高尾「いいんすよ〜気にしないでください。俺、真ちゃんの面倒見るの好きなんで。」
緑間「おい高尾!余計な事言うな!あとその呼び方やめろ!」
真太郎が高尾くんを睨みつける。
『真太郎!荷物持って来てくれたのにその態度はないでしょ!
あ、そうだ!これからご飯食べに行こうと思ってたんだけど、高尾くんも一緒にどう?」
高尾「いいんすか〜!んじゃ、お供させて頂きまーす!」
緑間「おい!勝手に話を進めるな!」
『何にしようかな〜…高尾くんは何食べたい?』
高尾「ん〜そうっすね〜。俺は……」
………
緑間side
涼春と高尾は既に会場を後に歩き始めていた。
「………はぁ。」
ひとりため息をつき、振り返り会場を見上げる。
誠凛、…黒子に負けた。
しかし、俺の気持ちはリベンジに燃えていた。
「次は絶対に勝つのだよ、黒子…。」
『真太郎!お好み焼き食べに行こ!!』
高尾「真ちゃん〜!早く行こうぜ〜!」
…。
そして、お好み焼き店に到着し暖簾をくぐり中に入る。
高 高尾「おっちゃーん、3人ー!空いて……」
最初に入っていった高尾が立ち止まった。
「おい高尾、急に立ち止まるな」
『どうしたの?高尾くん…って、あ。』
続いて入った俺も涼春も立ち止まった。
誠凛「「え……。」 」
見るとそこには誠凛一同が口をあけこちらに視線を向けていた。
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湊(プロフ) - みかんさん» 多分合ってますよ!フォワードの位置でポイントガードの仕事をするポジションです!作者じゃないですがすみません (2022年6月23日 21時) (レス) @page5 id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - あの……一番最初の絵のやつ、涼春さんのところのポジションのところのポイントフォワードはパワーフォワードじゃないんですか?もし違ったならすみませんっ! (2022年6月23日 18時) (レス) id: 1980a86d42 (このIDを非表示/違反報告)
高波湊(プロフ) - 黒子君の背番号11番ですよ(ページ9より (2019年5月15日 21時) (レス) id: 2e2d69576b (このIDを非表示/違反報告)
神刈 - すいません。あの15話「修徳」じゃ無く、「秀徳」だと思います (2018年2月7日 21時) (レス) id: 03c3ed2e8c (このIDを非表示/違反報告)
キサキ(プロフ) - そう言えば桜花学園ってところが愛知?とかにあるんですけど、前に268対0で試合終わらせたらしいですよ。 (2017年11月29日 22時) (レス) id: 3a616b600a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:suzuha | 作成日時:2016年8月6日 9時