【呪術廻戦】無表情呪術師

無表情４０　家入さん ページ42

貴方side



重たい瞼を開けるとある人達が私を覗き込んでいた




家入「起きたな。頭、まだ痛むか？」



『……いえ、大丈夫です…硝子さん』




家入硝子さん。呪術高専東京校専属の医師だ
私は起きたてでぼーっとする頭をフル回転させて今までの事を思い出す




『……呪霊は、恵達は無事ですか？』



家入「呪霊は逃げたよ。生徒達は全員無事だ
私が治療したお陰でな」



『そうですか…良かった』



家入「人の心配よりまず先に自分を心配しろ。
Aの怪我もかなり酷かったぞ」



『そうなんですか？自分じゃあんま自覚なかったんですけど……』



家入「頭からの大量出血。そして腹部の骨の損傷。治療があと1歩遅かったら死んでたぞ」



『そんなに…ビックリですね』



家入「その割には表情筋全然動いてないけどな
…ま、私からの説教は終わりだな。後は他のヤツに怒られてくれ」



『……？他のヤツって…』




そう言った瞬間。扉がバンっと開く
振り返るとそこにいたのは




五条「A？かなり無茶したそーじゃない？
しかも如意操術じゃないみたいだし…詳しく話聞かせてくれるよね？？？」



『ご……五条先生…』



家入「お、久々にちょっと表情筋が動いたな
凄く嫌そうな顔してるぞ」



『見てないで助けて下さい硝子さん…』



家入「無理。大人しく怒られてこい」




他のヤツの状態も見ないとな。と言って消えていく硝子さん。まってこのデンジャラスと2人きりはしんどいぞ




五条「さーて…A。どこから話して貰おうかな？？」




数時間後。私はまじで今度からめんどくさがらず知ってる事は話そうと決意した

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