末路を辿る ページ1
楓side
___嗚呼、此処で、死ぬのかな。
こんなところで.....
死んだら誰か悲しんでくれるかな。
玲は泣いてくれるのかな.....
何の意味もない、
ただの人殺しの私でも、
彼奴らのおかげで。
少しは。楽しかったかな.....
..........。 ありがとう。_____
「お、い...っ。何が『ありがとう』だよっ、ハッ、ハァ...、そんな、場合じゃッ、ねぇだろ!?まるで、まるで.....そんなの、俺達が、それか、お前一人が.....っ、今からッ、死ぬ、そうだ、死ぬみたいじゃねぇか!」
「まぁまぁ、そんな焦らないでよ。怒んないで。最後なんだから笑って死にたいでしょ」
喋ったせいで開いた傷口から出た血が、
冷たい感覚を肌に残していく。
「最期!?くそ、こんなところで、死んで、たまるかっつーの!」
「あは。でもさ、こんなところで、生きられないと思うけどね。」
剣もバカだなぁ。
何でそんな、馬鹿げたことに望みをかけてるんだろう。
「あら。まだ生きてらしたのですか。本当、ゴキブリ以上の生命力.....。」
「なっ」
「はぁ。黙ってほしいけど?白幻さ、がハッ」
痛い痛い痛い。
腹を殴るなって。
「ぐ、かは、あぁぁぁぁだぁあああああああ!!!」
痛い痛い痛い痛い痛い痛いッ。
何度も何度も殴るなって。
「まぁ。さすがにあなた方も毒を吸えば死にますかねぇ。
苦しんで
苦しんで
くる死んで
苦死んで
苦しんで
死になさい。」
あぁ。だんだん意識がなくなってきた.....。
いや、意識がごちゃごちゃなのは最初から?
玲、いまどこにいるの?
れい、私はなあに?
●¢、あたしはだあれ。
Щ∵♯、助けて
999911、どうにかしてよ。
999911444444、何でここに私は居るの
9999111111111、私は何のために居るの?
玲?れい?
どこに居るの?
私は、どうしてここに居るの?
玲?私は、死ぬの?
。
。ちょっと、
。それは
。悲しいな
。
。
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青空 奏&立夏 x他1人 | 作成日時:2018年7月19日 19時