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アカネ「__うん!サイズもピッタリだ!」
鬼殺隊の隊服も特別な繊維で出来ている。通気性は良いが濡れにくく燃えにくい。雑魚鬼の爪や牙ではこの隊服を裂く事すらできない。
アカネ(・・・・・・前に貰ったあの胸元が開く変な隊服よりこっちの普通のやつの方がいいな、うん)
鏡を見ながら隊服を着替え終わった私は日輪刀を持って任務に向かおうと屋敷を出た。
〜町中〜
毎晩若い男が何人も行方不明になってると騒いでた町に辿り着いた私はとても鬼が出てくるように思えないくらい賑やかで平和な町だった。
アカネ「随分と賑やかな町・・・・・・本当にこの町に鬼がいるのかな・・・・・・?」
町中で辺りを見渡していたら近くを通りかかったおばさん達の奇妙な噂話を耳にした。
女性1「---ねぇ、聞いた?昨夜もまた若い男が行方不明になったらしいわよ」
女性2「聞いた聞いた。この間もご近所の若い旦那さんが急にいなくなって
朝になっても帰って来ないって若奥さんが凄い騒いでたそうよ」
女性1「本当に気味が悪いわね・・・・・・どうしてこうも毎晩毎晩、若い男性が行方不明になってるのかしら?」
アカネ(・・・・・・若い男の人が行方不明。間違いなくこれは鬼の仕業だなぁ)
近くを通りかかったおばさん達の話を聞いた私はこれは何か調べる必要があるなと感じた。
旦那「---おい。また行方不明者が出たんだって?」
アカネ「!」
鬼の仕業なのか手掛かりを掴もうと町中を歩きながら調査しようとしたら近くの酒場の夫婦二人が昨夜の行方不明事件の話をしてるのを耳にした。
女房「そうなのよ・・・昨夜お向かいの娘さんの恋仲の男性が急にいなくなったらしいのよ。
それ以来、娘さんはもうずっと泣いていて······可哀想に」
アカネ「・・・・・・これは夜になるまで町の見廻りをしないとなぁ」
そう呟いた私は夜になるまで町中の聞き込みと見廻りを開始した。
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作者名:ミミ、みあ@、黒魔霊歌 x他1人 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2020年8月7日 0時