【歌い手】シェアハウスにはまさかの憧れの歌い手様が【逆ハー?】 (ページ2)

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第1話　自己紹介ページ2

『ここか…よし！』

私、淡瀬Aは本日、前住んでいた家を引っ越し、シェアハウスに住むことになりました。
シェアハウスなら家賃も安いし、今回見つけたところは駅からも近くていい人ばかりらしいので、とても楽しみだ。なにより、就活も楽そうだ。
ワクワクと不安を抱えながらチャイムを押す。
すると、かなりのイケメンさんが迎えてくれた。

？「君が今日から入る子？よろしくお願いします。取り敢えず、中に入ってね」

『はい！こちらこそよろしくお願いいたします！』

なんていうかさ……とてつもなくまふまふくんに似ている。顔は勿論、身長、声、接し方など…
しかし、そんなことがあるわけないため、単なるそっくりさんだと思い、妖精さんみたいな人についていった。

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「じゃ、ここで待っててね？」

そう言うとリビング？みたいなところの椅子に座らされた。妖精さんは一緒に住んでいる人を連れてきてくれるみたいだ。

「も～、早く起きてください！！新しい子来てますよ！？」

二階から妖精さんの大きな声が聞こえた。
ほら！～～さん！と名前を呼んでいたが、よく聞こえなかった。
5分くらいすると二階からドタドタと慌ただしく何人かが降りてきた。
椅子からがたっと立つと、いきなり手を掴まれた。

「君が新しい子なん！？俺は坂田！君はなんていうん？」

『あ、淡瀬Aです！』

え…待って…坂田！？坂田って言った？あのとなりの坂田さん！？
顔も似てるし、声も似てるし、懐っこいところもなんか似てるし…
てか、絶対他の方もうらたさんとか、そらるさんとか、志麻さんとかですよね？まって、天月さんもいる。

すると、坂田さんは妖精さんに引っぺがされた。

「ごめんね、Aちゃん。僕は相川真冬です。みんなからはまふとか、まふまふとか…好き呼んでくれていいよ」

どうやら私は、歌い手様とシェアハウスをするようです。