4人は神様！？ 13

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刀を消し、私の無事を確認する祐也



奥から、貴久、慶一郎、シゲアキが駆け寄ってきて祐也に並ぶ




「皆・・・！」



4人揃ったNEWSの姿に、感極まる



「皆っ！！」


喜びのあまり皆に向かっていき、一人一人に抱きついた


「良かった・・・！本当に良かったよぅ・・・！」

加藤「A・・・」


4人はそんな私を、優しく受け止め、抱きしめてくれた


「会いたかった・・・！会えるって・・・信じてたよ」

手越「俺達もだよ、・・・心配かけてごめんな」

小山「怪我はない？大丈夫だった？」

「うん、平気だよ」


私の心配をしてくれるけど、皆の体が傷だらけだ


ずっと、戦っていたのかも・・・


「でも・・・、皆がボロボロ・・・」

増田「これくらいどうってことねえよ」


そうは言うけど、とてもどうってことないとは思えない


すると、キセキさんが私達に歩み寄ってきた


キセキ「皆さん、ご無事だったのですね・・・」

手越「応！キセキも無事だったんだな！」

キセキ「・・・・・」


無事・・・と言っていいのかな・・・？


キセキさんは・・・もうすぐ消えてしまう・・・


キセキ「・・・皆さんの怪我を・・・治します」

「キセキさん・・・」

キセキ「・・・私が力になれるのも、これが最後でしょう」


私にだけ聞こえるよう、小声で話す


キセキさんは手を前に出した


キセキ「皆さん、手を置いてください」


言われた通り、4人はキセキさんの掌に手を添えた


白い光が発生し、皆を包み込む




キセキ「はあ・・・、はあ・・・」

小山「・・・キセキ？どうした？」

キセキ「・・・・・」


キセキさんの額から汗が零れる


呼吸も弱く、体も僅かに震えていた



それでも、能力を使い続ける

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