4人は神様！？ 13

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サダメ「さて・・・、何から話しましょうか・・・」



私にとって、大切な話・・・


一体何だろう・・・？




サダメ「そうね・・・、まずは、NEWSのことからにしましょう」

「NEWS・・・？」

サダメ「ええ、彼ら4人のことよ」


NEWSの4人のことで、私に伝えたいことが・・・？




サダメ「彼らはね、・・・天界人ではないわ」

「え・・・！？」



思いもしなかった真実に、驚きを隠せない



「じゃあ、4人は・・・」

サダメ「・・・・・」


少し間を置き、サダメさんは答えた






サダメ「彼らは、貴女と同じ『人間』よ」





NEWSの4人が・・・人間！？



「で、でも、皆とても強い能力を・・・」

サダメ「私達と同じよ、裏の世界に来て、能力を覚醒させたのよ」

「皆が人間・・・、でも祐也に初めて会った時、自分達は天界人だって・・・」

サダメ「あまりにも永い年月を天界で過ごしたから、彼らも自分達が本当は何者なのか、忘れてしまったのよ」

「・・・・・」


信じられない・・・という訳ではないけど、すぐには納得出来なかった



皆が私と同じ、人間だったなんて・・・



サダメ「ずっと昔、・・・私が子供の頃だから、貴女は生まれてないかしら」

「？」

サダメ「都心を中心に、大規模な爆発が起こったの、だけど不思議なことに、被害は一切なかったわ、広範囲に強い光が広がっただけ」

「え・・・」

サダメ「結構報道されていたから覚えているわ、結局その光が何だったのか、分からなかったみたいだけれど」

「・・・・・」

サダメ「だけどその事故の時に、4人の男の子が行方不明になったの、いくら探しても見つからなくて、神隠しだって騒がれていたわ」

「・・・もしかして・・・」

サダメ「・・・ええ、私も今なら分かるわ、その4人はNEWSよ、そして光は何かしらの原因で発生した天界に通じる道、彼らは光に飲み込まれて天界に迷い込んでしまったのよ」


それから皆は、天界人として・・・、天界の四神として生きてきたんだ・・・


人間界でも相当な時間が経っているから、彼らが天界で過ごした年月は計り知れないだろう

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