act22-7 ページ46
〜増田side〜
高原に向かう途中、何度か辺りが光った
目的地に近づくにつれ、それが強くなる
やっぱりさっき見えた何かが、街への攻撃に関係している
空からの攻撃は、街にぶつかる前に水の盾に弾かれて何もない平原に飛ばされていた
高原に到着すると、そこには既に誰かがいた
真っ黒で歪んだ影の様な体、両手には身の丈以上の大きな筒を持っている
そいつが地鬼だということはすぐに分かった
地鬼は片方の筒を俺に向けた
すると、激しい光が周囲を包み込んだ
視界を奪われつつも、俺は回避本能が働き、瞬時に飛び退いた
後方から轟音が聞こえる
光が収まって振り返ると、俺の後ろの木々が何かにぶつかり薙ぎ倒されていた
なるほど・・・、そういうことか・・・
増田「あの光は・・・、街への攻撃は・・・、こいつの仕業か」
双剣を構え、地鬼に近づく
地鬼はもう一つの筒で俺を狙った
奴の周りを駆け回り、狙いを定めさせないようにして距離を詰める
俺はスピードを活かした攻撃が得意だから、大砲といった一発が大きい遠距離攻撃を主体とした相手には有利だ
地鬼は攻撃を放つが、動き回る俺には命中しない
逆に攻撃によって発生する光で俺を見失っている
地鬼が攻撃した直後、俺は奴の背後に回り込んだ
一気に接近し、剣で斬りつける
だけど影が歪んだように揺れ、手応えがない
地鬼が振り返った瞬間、跳躍して奴から離れる
増田「直接攻撃は効かないか・・・、だったら！」
地鬼が筒を構えた直後、俺は奴の頭上に跳躍した
剣の先を突きつける
地鬼の攻撃が放たれるタッチの差で、俺の放った雷が奴の筒に命中した
地鬼が攻撃のために筒に蓄えていたエネルギーが爆発し、筒諸共地鬼の体が吹き飛ぶ
俺は止めを刺そうと電気を纏った剣先を突き出すが、今の衝撃だけでも相当のダメージを受けたようで、砂になって消えていくのが見えた
これで街への攻撃は止まった
小山に伝えてA達と合流しよう
武器を消し、俺は街へ戻った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天照(プロフ) - カナンさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！先代の卑劣な攻撃に立ち向かう主人公とNEWS（と出来れば作者アホテラス）をこれからも応援よろしくお願いします。今後とも楽しんでいただけるよう頑張ります。 (2018年8月7日 19時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 2回目のコメントですが、地界の姫が、先代さんだったのは、びっくりしました！これからも、頑張ってください！ (2018年8月6日 20時) (レス) id: 054a5fec07 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - raimuさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！こ、光栄の極み・・・！感謝感激です。これからも作品を楽しんでいただけるよう、更新頑張ります。今後とも応援よろしくお願いします。 (2018年7月30日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
raimu(プロフ) - ほんとにこのお話が大好きです！天照さんの作品すべて読ませて頂きました！文章力がほんとにほんとにすごくて世界観に引き込まれてしまいました、、、何も無い日はこの小説読むぞって決めてずっと読ませて頂いています笑今後の展開期待しています！がんばってください！ (2018年7月29日 22時) (レス) id: 9946391578 (このIDを非表示/違反報告)
みかんタルト - 天照さん» いえいえ！ いえいえ、そんな、私ごときが･･･ 語彙力が宇宙旅行に行ってしまい帰って来ないような((語彙力が超低い))私の感想にご丁寧に優しくコメントを返して下さる天照様に感謝をしまくりです。。。ありがとうございますm(_ _)m (2018年7月20日 23時) (レス) id: 40273d31c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天照 | 作成日時：2018年7月12日 20時
