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act15-7 ページ9

地鬼が現れたとの情報を受け、NEWSは目撃場所へと向かっていた



私とキセキさん、先代さんも、街の人達を安全な場所へ誘導するために同行する







手越「たいした数じゃないな」

小山「油断は禁物だ、行くよ!」


4人は武器を構え、次々と地鬼を倒していく




キセキ「怪我をされた方はいないようですね」

先代「街からも遠い、こっちに来ない限り安心だ」



地鬼が出現したのは街の南の自然地帯だったため、街への被害は出ていない



地鬼の数も、残り少なくなっていた








突然、冷気を纏ったような冷たい風が吹いた







トウコツ「NEWSに姫も一緒か・・・」



いつの間にか、トウコツが私達の前に立っていた


NEWSの武器を持つ手に力が入る




増田「この程度の地鬼で俺達を倒せると思ってんのか?」

トウコツ「考えが至っていないのはそっちだ、ここにいる奴らが全戦力だと思ってるのか?」

「え・・・」



今まで『四凶』は四方の里を襲撃してきた



それじゃあ・・・






「まさか・・・朱雀の里を・・・!?」

トウコツ「ん・・・?お前、誰だっけ?」


トウコツを無視し、私は4人に駆け寄った


「今までの四凶と一緒だ・・・、朱雀の里を襲うつもりなんだよ!」

小山「だろうな・・・、早いとここいつらを片付けて里に向かおう!」


慶一郎達は残った地鬼達に目を向けた





すると、加藤さんが一歩前に出て、振り返らずに言葉を発した



加藤「こいつらは俺が始末する、皆は里に向かえ」



加藤さんは矢を番え、地鬼を狙った


手越「シゲ!?だったら俺もシゲと・・・」

加藤「この程度なら一人で十分だ」

小山「それなら、シゲが里に向かって!朱雀の里のことはシゲが一番よく知ってるだろうし・・・」

加藤「俺は行かない、ここでこいつらを食い止める」

増田「行かないって・・・、朱雀達が危ねえんだぞ!」

加藤「・・・俺には関係ない」



・・・加藤さん・・・?




トウコツ「朱雀、薄情だな、仲間を見捨てるなんて・・・」

加藤「・・・・・」


加藤さんは地鬼に向けて矢を放った


地鬼に刺さった瞬間、矢から炎が発生し、地鬼を包み込んだ



キセキ「シゲアキさん、仲間を助けたくないのですか?」


キセキさんの問いに、加藤さんは弓を下ろし、誰の方を向く訳でもなく答えた







加藤「俺はもう、あいつらの仲間じゃない」

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天照(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!楽しみにしていただき感謝感激です。頑張る活力をいただきました。 (2018年5月12日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - はじめまして!密かに読ませていただいています^^ 学校から帰って来てからの毎日の楽しみです!これからもすごく楽しみにしています!更新頑張ってください! (2018年5月11日 19時) (レス) id: d9ceb7abc3 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!楽しんでいただき光栄な限りです。心遣い、心より感謝致します。 (2018年5月10日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - はじめまして♪いつも楽しく読んでます、無理せず頑張って下さいね♪ (2018年5月9日 20時) (レス) id: 86260494da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天照 | 作成日時:2018年5月8日 19時

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