4人は神様！？ 7

act16-9 ページ44

連続で攻撃を受けた地鬼が吹き飛ばされた



私の心が高揚感と安心感で満ちる






小山「A！大丈夫！？」




振り向くと、NEWSの4人が武器を構えて立っていた




「皆！」


私の腕の中にいた女の子はキョトンとしており、私とNEWSを交互に見ている



増田「後は俺達に任せろ！Aはその子を頼む！」

「うん！」


私は女の子を手を引き、公園の隅まで移動した




地鬼がゆらりと体を起こし、4人に向かって走ってきた


祐也が地鬼に刀の先端を向ける



突然発生した竜巻が、地鬼の体を吹き上げた


風が止み、落下する地鬼


今度は、慶一郎が槌を地面に叩き付けた


すると、地鬼の落下地点から水が噴水の様に勢いよく地面から噴き出た


落ちてきた地鬼の体が再び宙へ飛ばされる


刹那、上空から雷が落ち、地鬼に直撃した


脱力した地鬼に向け、シゲアキが矢を放つ


地鬼に向かう途中、矢の先を炎が纏う


地鬼に矢が刺さった途端、地鬼の体が炎に包まれた


地鬼は砂に変化し、地面に落ちる前に消滅した






鮮やかな戦いに見入ってしまう


女の子も、目をキラキラさせながら4人を見つめていた





4人は武器を消し、私に駆け寄ってきた



手越「A、怪我はない？」

「私は大丈夫、えっと・・・」


私は女の子の方を見た


大丈夫、と言わんばかりに女の子は私を見て笑った


よく頑張ったね、と言って彼女の頭を撫でる






その時、こちらに近づいてくる数人の足音が聞こえた





先程逃げた人達が戻ってきていた



さっきよりも人数が多い・・・、公園にいなかった人達も来たのかな・・・？





皆さんの視線は、私に向けられていた


怒りと蔑視の籠った眼差し





怖い・・・



・・・だけど、逃げる訳にはいかない








伝えなきゃ・・・！私の決意を・・・

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