4人は神様！？ 7

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「皆さん！逃げて下さい！」



私の叫びに、街の人達と地鬼が反応した



少年「A様！」

「早く！こっちへ！」


私は後ろの公園の外を指差した


皆さんは私を通り過ぎ、公園の外まで走っていく



地鬼がこちらに向かってくる



ふと地鬼の足元の長い雑草が目に入る




・・・もしかしたら・・・



自信はないけど、強く念じてみる



少しでも、地鬼を足止め出来れば―――――――！





雑草同士が結びついて輪を作り、地鬼はそれに足を取られて転倒した



私の能力かは分からないし実感はないけど、これで時間は稼げた



すぐにNEWSを呼んで・・・







少女「・・・いや・・・、助けて・・・」



「え・・・！？」





地鬼の近くに、女の子がうずくまっていた


街の人達が逃げだした時、手を離された拍子に転んでしまったようだ





地鬼が起き上がり、女の子と距離を詰める





「・・・・・！」




私は咄嗟に女の子に駆け寄り、彼女に覆い被さった





地鬼の腕が振り上がる


鋭利な爪の先端が太陽の光を反射し、きらりと光った


斬られたら、ひとたまりもない





私には女の子を抱きしめ、彼女を庇うことしか出来なかった









地鬼の頭に、風、雷、水、炎が立て続けに命中した

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