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act13-10 ページ9

地鬼の襲撃を退けてから数日後






建設中だった温泉が完成しました




宿泊出来るから温泉旅館だね






私達は早速足を運んだ



「こんにちは」

受付「A様!いらして下さったのですね」

「はい!楽しみにしていました」



今までお手伝いしていたこともあり、料金は結構だと言われたため、無料で宿泊させてもらうことになりました


感謝です




私達は宿泊部屋に通された


畳が敷いてあって、まさに和室だった



手越「広いね」

「そうだね、あ!見て!景色もいいよ!」


その部屋からは、街を一望出来、自然地帯の木々も見える




手越「なあ、そろそろお風呂に行こうぜ」


しばらく外の景色を眺めていると、祐也が立ち上がってそう提案した


増田「だな、どこから行けたっけ?」

「入口から少し奥に行った場所にあったはずだよ」


私達は入り口に一旦戻り、受付の方に案内してもらって、更衣室の前に到着した


赤の暖簾に「女」、青の暖簾に「男」と書かれたお馴染みの光景



「じゃあ、また後でね」

手越「え?別々?」

「うん、そうだけど・・・」

増田「一緒に入るんじゃねえの?」

「入らないよ!別々!」


何の迷いもなく聞いてくる二人に、私は慌てて答えた


手越「ええー、一緒に入ろうよ!」

「駄目!」

増田「駄目って何で?」

「駄目なものは駄目!」


私は強制的に会話を終えるように、更衣室に入った




やっぱり、いくらなんでも恥ずかしい・・・


二人はそういうの、全然気にならないんだな・・・






さて、気を取り直して温泉に入ります



他に入っている人がいなかったので、貸し切り状態だ




湯船に浸かると、一気に疲れが取れるように体の芯まで温まる


「気持ちいい!」


誰もいない浴室で、そんなことを言ってしまう






心身ともにリラックス出来たところで、私は浴室を出た

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天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天照 | 作成日時:2018年4月17日 19時

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