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act14-19 2 ページ46

キュウキ「馬鹿の一つ覚えだな」

小山「それはどうかな?」



キュウキの周りを、水が竜巻のように渦を巻き、キュウキを飲み込んだ


キュウキ「何!?」


水でキュウキの体が持ち上げられ、空中に放り出される


光の矢が収まるや否や、小山さんはバリアを消し、キュウキに向かって駆け出した


跳躍し、キュウキに接近する



小山「はああああ―――――!!!」



振り上げた槌を思いきり振り下ろし、キュウキの体を地面に叩き付けた


キュウキ「が・・・は・・・」


地面がへこむほど、小山さんの攻撃は凄まじいものだった


容赦ない・・・




着地した小山さんは、倒れたままのキュウキに歩み寄る



キュウキ「・・・次こそは・・・、次こそは貴様を倒す!」


キュウキの体が黒い靄に包まれ、消えた




小山さんは槌を消し、こちらに戻ってきた


私も小山さんの元に向かう


「やりましたね!小山さん!」

小山「うん!それより、皆は・・・」


私達は玄武さん達のところへ向かった






巨大な盾は消えている




玄武さん達は私達を見ると、表情を明るくした


男性1「やりました!里を・・・守りました!」

男性2「慶一郎様も・・・御無事で・・・」

小山「本当にありがとう・・・、皆のおかげだよ・・・」

男性3「あの時貴方を置いて逃げたこと・・・、ずっと後悔していました」

男性4「申し訳あしません!慶一郎様!」

男性5「慶一郎様を見捨ててしまったこと・・・、どうお詫びすればいいか・・・」


頭を下げる玄武さん達に、小山さんは首を横に振った


小山「皆は俺を見捨ててないよ、だって・・・助けに来てくれたじゃん」

男性1「慶一郎様・・・」

小山「あの時のことがあったから、今皆が結束出来たんだ、だろ?A」


私に振られるとは思っていなかったけど、私は自信を持って頷いた


小山「だからもう、自分を責めるのは止めよう、皆も、俺も・・・」


小山さんの優しい笑顔に、玄武さん達は自責の念から解放されたように表情を和らげた




小山「・・・あ!皆!」

「皆?」

小山「NEWSの皆を置いてきてたんだ!A、戻ろう!」


小山さんは私に手を伸ばした


その手をとり、玄武の里を後にする






いつの間にか、雨が止んでいた

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天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天照 | 作成日時:2018年4月17日 19時

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