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小山「・・・・・！！」
突然体を振るわせ、慶ちゃんはすぐに地鬼の間をすり抜けてキュウキを追った
キセキ「慶一郎さん！？」
増田「待て！小山！俺達も・・・！」
慶ちゃんを追おうとした俺達の前に、地鬼が塞がる
手越「くっ・・・！退けぇ！！」
目の前の地鬼を風で吹き飛ばすが、他の地鬼が次々と迫ってくる
小山「俺は一人で大丈夫だから！皆は地鬼を！」
加藤「大丈夫な訳ねえだろ！相手はキュウキだぞ！奴がどんな手を使ってくるか分からねえのに・・・！」
小山「でもこっちの戦力を減らしたら街が危ない！キュウキが何を企んでいようと、何としても止める！」
手越「慶ちゃん！どうして！？どうしてもっと俺達を頼ってくれないの！？仲間だろ！？」
走り去ろうとした慶ちゃんに向け、俺は叫んだ
慶ちゃんは足を止めたが、振り返らない
手越「一緒に戦おう・・・！皆と一緒なら・・・きっと大丈夫だよ！」
キセキ「慶一郎さん・・・、皆さんを信じて下さい、私達は・・・貴方の力になりたいんです・・・！」
増田「こんな奴らすぐに一掃する！だからもう少しだけ待ってろ！」
小山「・・・・・」
慶ちゃんの口が僅かに動いたように見えた
慶ちゃんはこっちを向くことなく、走っていく
加藤「小山っ！！」
あっと言う間に、慶ちゃんの姿は見えなくなった
雨音のせいか、そもそも声を出していなかったのか、さっきの慶ちゃんの声は聞こえなかった
だけど俺には、口の動きが「ごめん」と言っていたように感じた
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天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年4月17日 19時
