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自分を責めるような感情が、その言葉から伝わってきた
男性2「玄武達は・・・慶一郎様を残して・・・里から離れました・・・」
「・・・・・」
小山さんは・・・一人で戦い続けたんだ・・・
玄武さん達の気持ちは分かる
里を覆うほどの大波を目の当たりにしたら、怖いに決まっている
だから玄武さん達を責める気はないし、小山さんは本当に凄いと思う
男性5「結果・・・、里は水に沈みました」
男性3「それ以来・・・慶一郎様は誰かを頼ることがなくなりました」
男性4「我々が・・・彼を裏切ってしまったから・・・」
男性1「慶一郎様が宮殿に向かってから、ずっと彼には会っていません、ですが我々は・・・ずっと後悔しています・・・!彼を・・・見捨ててしまったことを・・・」
男性2「慶一郎様の心を閉ざしてしまったのは我々です、本当は・・・直接謝りたいです、たとえ許してもらえなくても・・・」
あまりにも悲しい出来事に、私は胸が締め付けられた
小山さんは誰かに頼ろうとしなかったんじゃなくて、頼ることが出来なかったんだ・・・
大切な人達を巻き込むのが・・・、大好きな人達が傷つくのが・・・怖いから・・・
人一倍の優しさが・・・自身の心を傷つけ続けていたんだ・・・
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天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天照 | 作成日時:2018年4月17日 19時