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act13-5 ページ3

手越「はあっ!!」


祐也は地鬼の群れの中に立ち、刀を掲げた


途端、彼を中心に巨大な竜巻が発生し、地鬼を吹き飛ばした



巨大な地鬼の体が吹き上がる光景に、私は言葉を失っていた




増田「手越!」


貴久は竜巻に向け、電撃を放った


すると、風が電気を纏い、更に威力が増した


竜巻からバチバチと稲光が見える




竜巻に巻き込まれた地鬼が、次々と消滅する




離れた場所にいた地鬼が、光線や炎、土塊などを放ってくるが、竜巻はそれらを全て弾き飛ばした


再度遠距離から攻撃しようとした地鬼の懐に、貴久が潜り込む


双剣で地鬼の胴体を断ち斬り、横から迫ってきた地鬼を、体の向きを変えると同時に斬りつけた



貴久の背後にいた地鬼が、彼に向かって跳躍する


鋭利な爪の生えた腕を振り上げ、貴久に襲いかかる





腕が振り下ろされることなく、地鬼は地面に倒れ、消滅した


その背中には、肩から腰にかけて線が引かれていた


地鬼の背後に、刀を振り下ろした祐也が立っている






地鬼が一斉に咆哮を上げた



離れた場所にいても響いてくる声に、私は思わず耳を塞いだ



けれど地鬼の間近にいる祐也と貴久は、動じず地鬼を見据えている




祐也は刀を数回大きく振り、その度に風の刃が発生する


その攻撃は、地鬼に避ける隙を与えない



祐也の背後にいた地鬼を、貴久は電気を放って吹き飛ばした







二人の鮮やかな戦いに、目を見開く


だけど、まだ地鬼はたくさん残っている






地鬼が二人を取り囲むようにして、逃げ道を奪った


街に向かってきていたはずなのに、地鬼達の標的は二人に集中していた





祐也と貴久は背中合わせになり、地鬼を見回す





増田「まだ行けるな?」

手越「勿論!まだまだ余裕だ!」





同じタイミングで、二人は地鬼に向かってそれぞれ別方向に跳躍した

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天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます!凄く嬉しいです!しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天照 | 作成日時:2018年4月17日 19時

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