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black.123[チェックの日] ページ23

その2時間後に目が覚めた昴は、

「…部屋に運ぶか」

横抱きしてAの部屋に運ぶ
ベッドにおろして髪を撫でると

chu…

Aのおでこにキスをして部屋を出た





朝6時────

「ん…朝?」

Aは自分の部屋のベッドで寝ていた


「あれ?私…」

コンコン


「はい!」

「おはようございます、菜々さん」

「おはようございます、昴さん体調は?」

「あなたが看病してくれましたからね、
すぐに治りましたよ。まだ少し咳は出ますが、
熱は下がりましたから、もう大丈夫です」

「よかったぁ…!」

安堵の息をもらす。

「でも私…あなたの傍で寝てたのに。
いつの間に部屋に戻ったのかしら…?」

「僕が部屋に運びました
あのままでは風邪を引くと思いまして」

「そうだったんですか…その、
ありがとうございます」

「朝食作りましたよ。食べて下さい菜々さん」

「はい、ありがとうございます」

Aは昴の作った朝食を美味しく頂いた
一方彼はAの作った肉じゃがとお粥を
全て食べてしまったのだとか。





夕方

「ただいまぁ〜♪」

「あ、有希子さん!ご無沙汰してます」

有希子が二人の変装をチェックしに来る日だった
しかしAは昴が赤井だと知らないため、
チェックするにはコナンの協力が必要である

「これはこれは…有希子さん、
お久しぶりです」

昴も挨拶をした

「どお?同居生活は」

「ええ、菜々さんとは仲良く暮らしていますよ」

「菜々ちゃんもだいぶ慣れたみたいねっ
ここの生活に!」

「はい、お陰様で」

「菜々姉ちゃん、有希子おb…おねえさんが
昴さんにちょっと話があるんだって!」

いつもおばさんと言ってしまいそうになるコナン
しかし、そう呼ぶと有希子に睨まれる


「あ、はい。じゃあ私はコナン君といますから」

「うん、ごめんね菜々ちゃん!」

Aとコナンはリビングを出た



「うん、バッチシね!うまく変装出来てるじゃないっ」

「恐縮です」

「菜々ちゃんもだいぶ明るくなったみたいだし」

「もう私の事忘れてしまってるかのように、
彼女はとても明るくなりましたよ。
私の話はもう全然出なくなりました」

赤井の声にして話している

「あなたの事を忘れるわけないじゃない
Aちゃんにとっては昴君は他人だもの。
他人に赤井君の事を話しても分からないでしょ?」

「……」

「赤井君の事は胸の中に閉まってるのよ
今でも彼女はあなたを愛してるんだものっ」

「フ…そうだといいのですが」

「あら?意外と自信ないの?」

赤井は"はい"と答えた

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poco(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白くてすぐ読み終わってしまいました!続きが気になります!更新楽しみにしています! (4月23日 4時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ゆかさん» 大好きと言って頂き恐縮です!ありがとうございます\(^o^)/ (2020年2月28日 0時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - お話大好きです!楽しみに更新待ってます。 (2020年2月27日 22時) (レス) id: 44e2ced5af (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます! (2020年2月5日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - こんには、お久しぶりです。ベルモットです。引き続き読ませて頂きました。 (2020年2月4日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kyoko. | 作成日時:2019年5月22日 20時

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