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49、うちはうち他所は他所 ページ50

『マイキーにはマイキーのええとこがあるから皆んなマイキーについてくるんやで』



そういえばマイキーは頬を緩ませた。


「そっか…そうだよな。」

『うちもマイキーやから好きになったんやで』

「ありがとう…」


自信持てよと言いながら私はマイキーに抱きついた。


「さっきまで照れてたのに何この変わりよう」

『うっさいねん。ちょっと黙っとき!』


そんなことを言いながら私たちは立ち上がるとバイクへと向かって歩いて行った。


「じゃ、また明日迎えに行くわ!」

『はーい!』


バイクで送ってくれたマイキーに手を振ると私は自分の愛機を駐輪場に止めて家へと帰って行った。


『信じられん…ほんまに嬉しい…』


にやけが止まらない顔をパチンッと叩いて気持ちを入れ替える。



(もうすぐ抗争の日。どうやって潜り込もうか)



そんなことを考えるが秋葉で抗争となると絶対に瑠夏や雪が気づいて飛んでくる。



『幹部にだけ言ってついてきてもらうのもありやけど…』


絶対灰谷兄弟は喧嘩を観にくる。


華はどっかで高みの見物をしてるにしろ、私のチームの人間をあの2人にだけは合わせたくないのだ。


『1人で行動できるように他のチームを潰させとくかぁ。』


そんなことを考えながら風呂に浸かった。


prrrr


お風呂を上がれば携帯電話が鳴っており、そこにはたけみっちと表示されている。


『もしもしー』

「あ、Aさん!お疲れ様です!」

『お疲れーどうした?』

「話したいことがあるので明日、お時間取れますか?」

『あーそれやったら明日の集会にうちも行くからその後にでも聞くわ!』

「そうなんですね…お願いします!」


私ははいのーっというと電話を切った。


たけみっちのこの焦りようだと未来に帰って何か新しい問題でもあったのかと考えそれも頭に入れつつ寝室のベットへと静かに入った。


__________
ここまで読んでくださってありがとうございますっ!
続編行きます!


※ご迷惑おかけしました!
完成しましたのでよかった読んでください!

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作者名: | 作成日時:2021年9月24日 20時

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