ハートの女王の法律とは ページ27
You side
貴『何、とは?』
笑顔を貼り付け、相手を見つめる。
周りはいつの間にかギャラリーが出来ていて、何だ何だと押し寄せる。
「てめぇのせいで、火傷したじゃねぇか!!謝れよ!!」
貴『何故ですか?』
「はぁ!?」
貴『貴方は先程、わざと彼を押し退け怪我を負わせた。だから報復として、【わざと】火傷させたんです。それが何か?((ニコッ』
スっと笑顔を外す。
貴『私自身が傷つけられる事に関しては、一切何も言いません。手は出しますが…友人を傷つけられるのは黙っていません。それなりの覚悟がお有りでないなら、こんな事なさらないように』
「ヒッ…」
相手は怯えながら、どこかに行った。
貴『フゥ…エース、手出して』
エ「え?お、おぅ…」
エースの手を取り、左手をかざす。
((スウッ
傷は綺麗に消え、跡形もなくなっていた。
エ「何これ、すっげぇ!!」
貴『ただの治癒魔法だよ…』
エ「それにしても、俺の代わりに怒ってくれてありがとうな。何故か、饒舌だったのが気になるけど」
貴『…何か、イラってきたから?((』
エ「お前な…w」
デ「俺も助けに行こうと思ったぞ…」
貴『魔力も弱いから…私1人で平気』
本当は魔法使う気なかったけど…
ムカついたから、つい((
?「寮の外で揉め事は、あまり感心しないよA」
貴『リドル先輩…すいません、友達が…エースが怪我させられて…』
リ「ふむ…先程の彼は、うちの寮の者だ。後で首をはねておくよ」
私よりも物騒だな…
エ「そうだ、寮長!!これ外してもらえないっすか?」
自分の首についた首輪を、指さすエース。
リ「それは出来ない。君はハートの女王の法律第89条【女王の許しなしにタルトを食べてはならない】に反してしまったからね」
ハートの女王の法律…?
そんな物があるんだ…
リ「Aもハートの女王の法律は、きちんと守るように。反した場合は…お分かりだね?」
貴『…はい』
89条って…一体、何条あるの?
1000までは覚えられると想うけど…
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
そんなにないですよ((
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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/
作成日時:2020年8月6日 19時