検索窓
今日:9 hit、昨日:22 hit、合計:49,912 hit

ハートの女王の法律とは ページ27

You side

貴『何、とは?』

笑顔を貼り付け、相手を見つめる。

周りはいつの間にかギャラリーが出来ていて、何だ何だと押し寄せる。

「てめぇのせいで、火傷したじゃねぇか!!謝れよ!!」

貴『何故ですか?』

「はぁ!?」

貴『貴方は先程、わざと彼を押し退け怪我を負わせた。だから報復として、【わざと】火傷させたんです。それが何か?((ニコッ』

スっと笑顔を外す。

貴『私自身が傷つけられる事に関しては、一切何も言いません。手は出しますが…友人を傷つけられるのは黙っていません。それなりの覚悟がお有りでないなら、こんな事なさらないように』

「ヒッ…」

相手は怯えながら、どこかに行った。

貴『フゥ…エース、手出して』

エ「え?お、おぅ…」

エースの手を取り、左手をかざす。





((スウッ

傷は綺麗に消え、跡形もなくなっていた。

エ「何これ、すっげぇ!!」

貴『ただの治癒魔法だよ…』

エ「それにしても、俺の代わりに怒ってくれてありがとうな。何故か、饒舌だったのが気になるけど」

貴『…何か、イラってきたから?((』

エ「お前な…‪w」

デ「俺も助けに行こうと思ったぞ…」

貴『魔力も弱いから…私1人で平気』

本当は魔法使う気なかったけど…

ムカついたから、つい((





?「寮の外で揉め事は、あまり感心しないよA」

貴『リドル先輩…すいません、友達が…エースが怪我させられて…』

リ「ふむ…先程の彼は、うちの寮の者だ。後で首をはねておくよ」

私よりも物騒だな…

エ「そうだ、寮長!!これ外してもらえないっすか?」

自分の首についた首輪を、指さすエース。

リ「それは出来ない。君はハートの女王の法律第89条【女王の許しなしにタルトを食べてはならない】に反してしまったからね」

ハートの女王の法律…?

そんな物があるんだ…

リ「Aもハートの女王の法律は、きちんと守るように。反した場合は…お分かりだね?」

貴『…はい』

89条って…一体、何条あるの?

1000までは覚えられると想うけど…
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
そんなにないですよ((

先輩にお願いしよう!!→←つまみ食い、ダメ絶対



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
135人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/  
作成日時:2020年8月6日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。