見張り ページ8
8話
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結衣
「こっちはドームに攻撃されてないね...」
翼
「こっちは二か所攻撃されてる」
光琉
「向こうは4箇所だよ」
犬奈
「...8箇所だった...随分と多かったぞ」
明花
「犬奈のほう、多いから三人ぐらいで見張ったほうがいいんじゃねーか?ちなみに私のところは、1箇所だった」
佳那斗
「そうだね。犬奈のほうは3人ぐらいいたほうがいいかも、俺のところは、2箇所だったよ」
シーナ
「俺のところはなかったから、犬奈のところで見張るよ」
ジル
「あー僕も...なかったから行けるけど...」
結衣
「じゃあ取りあえずは二人、犬奈のほうで見張ってね」
シーナ&ジル
「うん」
柚
「見張りはできてるかい?」
犬奈
「あっ、はい。ここのドーム、8箇所も攻撃されていたので、攻撃されてないところの人を集めて、3人で見張ってるんです」
柚
「そうなのか。一つでも壊されたら連絡するように」
犬奈
「承知致しました」
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A
(...大丈夫かな皆...まだドームは破壊されてないようだけど...皆...死なないで。私が、瑠璃だったら、みんなと戦えたのに)
翼
「あ、A!ここにいたんだ」
A
「翼?!見張りは?」
翼
「あーちょっと休憩だよ、それと、非難してる人たちも気になったしね」
大きな白い翼を少し引きずりながら、こっちに来て、話し始めた
翼
「まだ、ドームは壊れてないんだけど、攻撃されまくってるんだよね、ひびも大きくなってきたし、そろそろ破壊されるかも...戦いで死ぬかもしれない...」
A
「いや!死なないで!それなら私だって戦う!」
翼
「えっ、でも...瑠璃じゃないし」
A
「どうにか...なれる方法ないの...?」
私は涙目で翼に言った
翼
「...ないことはないけど、なれる確率、低いよ?」
A
「えっ!ほんと?確立低くても良いよ...今すぐ教えて?」
翼
「じゃあ、こっち来て」
翼に着いていくと、たどり着いたのは、小さな暗い小屋だった
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作者名:然音 x他3人 | 作成日時:2020年7月10日 21時