巨大な生物 ページ3
3話
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結衣
「...えっ」
結衣も驚いていた。
当たり前だ
だって...
だって...
翼
「あれって...蜂?」
明花
「見たら...わかんだろ。ってか随分と大きいんだな...」
私たちが見たものは
どうやって窓から入ったんだってぐらい大きい蜂だった
大きさはなんと黒板の一回り小さいぐらいだった
生徒の中には気絶している人も多数いる...
こんな大きな蜂がいるんだと...今初めて知った。
先生
「慌てないで!ゆっくり廊下に出てください。」
A
「...大丈夫?光琉ちゃん」
光琉
「...うぅ...ご、ごめん...」
光琉はそういうと、無理に立ち上がった様子で、少しふらつきながら廊下に出た
A
「結衣?廊下に出ないの?そっちは...危ないけど」
結衣
「え?あ、あー...」
気まずそうにうつむく結衣
なにか言いたくなさそうだった
結衣
「えっと、ちょっと忘れ物...」
そういうと教室に戻っていった
犬奈
「結衣ーこいつ、どうすんだ」
結衣
「まぁ倒すしかないよね」
翼
「このまま、ぶった切れば?」
犬奈
「まずはそれを試すしかないようだ...
な!」
そういって犬奈は高く飛び上がって
蜂をナイフでぶった切った
血が飛び散る。
蜂は目の色を変えた
犬奈を狙っているようだ
犬奈
「はぁ。私を狙いやがったか...」
結衣
「...翼!」
ッシュ
翼と結衣が同時に飛び上がった
蜂に向かって攻撃する。
結衣
「やった!」
蜂は胴体を斬られて、崩れた
翼
「一件落着...っと」
A
「結衣!犬奈も翼も...さっきまで何してたの?!」
翼
「あ、あー...蜂を逃がして...た...?」
犬奈
「お、おう...ほら、皆怖がってたし、私たちならできると思って...」
結衣
「え、あ、それで!逃がしてたの!」
A
「っ...怪しい...ほんとは何してたの?」
結衣
「ビクッ!あ、あぁ...えっと(Aが怒ったら怖いんだよね...)」
犬奈
「あの巨大な蜂を倒してた」
A
「え?!あの蜂を?!」
翼
「あ、あぁうん...」
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作者名:然音 x他3人 | 作成日時:2020年7月10日 21時