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あす「ちょ、ちょっと
レイちゃん!!!?
何食べてるの!?吐き出せっ!!」
レイの肩を急いで
掴んだあすてぃるは、
焦った様子でレイを見た。
レイ「...ココハ立チ入リ禁止デスヨ。」
凛優「はぁ...レイ、君って何?
カニバリズム?
アバターの中にある心臓...。
データを食べてるって...」
凛優はドン引きした
表情で、レイを見た。
レイはキョトンとした顔で
凛優とあすてぃるを見て、
こう説明した。
レイ「管理者ハ他ノアバター達トハ、
少シダケ...違ウンデス。
管理者ハ、大事ナデータガ
入ッテマスノデ...内部ニ傷ガ入ッテシマウト
壊レテシマウノデ
運営サン達ガ、管理者ノエナジートシテ
イラナイデータヲ処分スル代ワリニ
内部データ修復エナジートシテ、
食ベテイルダケデスヨ...。」
丁寧に説明したレイの
表情は、属で言う苦笑いだ。
だからと言って真顔だが...。
納得した表情の2人を見て、
ハッと顔をしたレイは
レイ「...ココハ...
立チ入リ禁止ノハズデスヨ!!!!」
レイは2人を掴んで
みんながいる場所に連れていった。
随分と怒ってるようだ...。
凛優は左腕を、あすてぃるは右腕を
掴まれた。
武器でもある爪で傷つかないように、
優しく掴み、引っ張っている。
あす「...レイちゃんは
強引だね、可愛いなぁ。」
レイ「ウルサイデスヨ!!」
凛優「あすてぃる...キモいわ...」
あす「酷くない!?」
あすてぃるが叫ぶ中
凛優はふとレイの顔を見たら、
ほんのり赤くなっていた。
それを見た凛優は
更に納得をした顔だった。
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作者名:屍人 | 作者ホームページ:http://kurokotan
作成日時:2017年8月21日 12時