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シエルに手を出そうとした
瞬間...銃声が響いた。
どうやらシスターの
頭に撃ち込まれたようだ。
「彼女をやるだなんて...
野蛮だよね。」
「もー!置いていくとか酷い
じゃんかー!」
黒髪のロングの女性と
歪な白い飾りがついている女性が
現れたのだ。
あす「あれ...?とげ...??」
とげ「ん?あー!
あすてぃるじゃん...!
なるほどね、現場把握した。」
「はぁ...
えっと...ここまでだ!
シスター!!
アンタの犯行は実に
卑劣だ!!
うちは知ってるよ!
アンタらが計画をしている
一部の内容を!!」
とげは4人にスタン回復剤を
使ったようだ。
もう1人は大声でシスターに
呼びかけた。
どうやら顔見知りのようだ。
シスターは少し焦っている様子で
静かに言葉を吐いた。
「...リミッター解除」
次の瞬間
腕についていた拘束具が消えた。
むしろ、シスターの身体から
色んな人形の腕が伸びた。
息が詰まるほど苦しい。
殺気でやられそうなくらいだ。
「邪魔ヲスルノガ悪イヨ、
私ヲ怒ラセタノヲ
後悔サセテヤル...マズハ...
レイ!!貴様カラ
ジックリト殺ッテヤル!!!!」
レイ「シスター!
目ヲ覚マシナサイ!!!
前ノ貴方ハコンナコトヲシナカッタ!」
「黙レ!!!!!
私ハ...!!捨テラレタンダ!!
廃棄処分ナンテ嫌ダ!!!
何デナノ!?
何デオ前ダケナノ!!!?
何デオ前ダケ...!!!?
許サナイ...!!!
ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァっ!!!!」
完全に自我を失ったようだ。
前、シスターは
心優しいアバターだった。
よくショッピングエリアの
花壇にいて花を育てていた。
よくそこで悩み事相談とかを
していたコンピュータだった。
しかし、もう彼女は
次々に新しくなるコンピュータが
周りに必要とされているのを
見て、どんどんと精神が
崩れていったのだ。
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作者名:屍人 | 作者ホームページ:http://kurokotan
作成日時:2017年8月21日 12時