【オリジナル】僕らの架空陣取り合戦part2

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Qu「んで、ここのバグはここ。
バッテンで描いといた。」

そこにあったのは、
「某大手IT企業」と
「政府」のだった。
政府に関してはかなり危ない。
憲法などの管理をしているのも
あって現実世界にも
影響が出てしまう。
とは言ってもそこまで内容が
あるわけではないが、
クロノス内自体に影響が出るのだ。
IT企業もそうだ、この世界は
全てがプログラムで
出来ているからだ。
好き勝手にゲームルールの変更、
ゲーム内通貨を無断で貰ったり
チートを使えるようになってしまうのだ。

レイ「...ココノ二箇所ガ.....。」

イリス「ありゃ、結構広範囲だなぁ」

Qu「もう時間が無い、行こう。」








レイ達がこうして
順調にバグ潰しをしているとき、
ネットでのクロノスへ
批判の声などが殺到していた。
その中でオワノス速報という
掲示板があった。
内容は「クロノスの今の
状態をお知らせする」というものだ。
何故だか監視ができるのだ、
ログインは出来ないがね。
するとその掲示板に
ある記事が載せられた。

【速報】
「クロノスの初代管理者の
データのほんの一部が見つかった」

「もちろんハッキング
したンゴw」

「ハッキング歴3年で
こんなにくそ頑固な
セキュリティー始めた見たわ、
もう無理」

などと書かれていたなど
レイ達が知るはずない。

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